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野村萬斎が「綾鷹 伝統工芸支援ボトル」をPR/コカ・コーラ

投稿日:2021年2月15日

川田裕美は江戸切子に悪戦苦闘

野村さん㊨と川田さん

コカ・コーラシステムは2月15日から「綾鷹 伝統工芸支援ボトル」を発売。同日オンラインイベントを開催し、ブランドアンバサダーで狂言師の野村萬斎、フリーアナウンサーの川田裕美が商品をPRした。

「伝統工芸支援ボトル」は、江戸切子(東京)、西陣織(京都)など全国12種類の伝統工芸品をモチーフにした図柄を、「綾鷹」本体をはじめ「同 茶葉のあまみ」「同 ほうじ茶」「同 濃い緑茶」に採用した。新しい生活様式が広まりライフスタイルやヒト、モノへの価値観が見直されている。そこで「伝統工芸支援ボトル」を通じてヒトの叡智と技術が詰まった伝統工芸品を特別なものではなく、より身近なモノとして日常的に取り入れることを提案する。売り上げの一部は、伝統工芸支援活動の寄付に充てられ、若手職人の育成など有効活用される。

発表会でゲストの二人は、伝統工芸品を身に着け登場。野村さんは西陣織のネクタイ、川田さんは箱根寄木細工のピアスを耳に輝かせた。野村さんは舞台衣装など伝統工芸品に接する機会が多く、造詣も深い。「伝統工芸支援ボトル」は、緑茶とデザインを一度に楽しめ、伝統工芸品の素晴らしさを広めるきっかけになると興味を示した。

川田さんは江戸切子作りにも挑戦したが、納得いくものができず改めて職人の技に感心しきり。工芸品の職人が減少傾向にあるが、技術を途絶えさせないためにも「伝統工芸支援ボトル」の存在価値は高いと訴えた。

また発表会では、日本コカ・コーラマーケティング本部緑茶グループの助川公太グループマネジャーが「綾鷹」の取り組みについて説明。今年のブランドテーマは「前進と革新」。「伝統工芸支援ボトル」は30〜50代の既存ユーザーに向け、ポートフォリオの拡充により次のステップへの前進と位置付ける。発売に合わせ野村さん、女優の吉岡里帆さんを起用したCM「綾鷹 伝統工芸支援ボトル」篇、プレゼントキャンペーンで話題性と共感性を喚起する。一方年内に10〜30代をターゲットにした革新的な新製品を計画し、ブランド価値の拡大を目指す。

昨年「綾鷹」はコロナ禍もあり苦戦したが、今年は前年超えはもちろん、一昨年をも上回る売り上げを見込む。来年は発売15周年を迎えることもあり、「前進と革新のバランスを取り、綾鷹の再成長を描きたい」と抱負を語った。

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「綾鷹」ブランドサイト
https://www.ayataka.jp/

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