「プライムデー」10月13～14日に開催／Amazon

日本先行セールほか中小販売者支援策も

Amazonは、プライム会員対象の超大型セール「プライムデー」を10月13日0:00～14日23:59までの計48時間で実施する。

今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、例年より遅い時期での開催となった。
しかし「プライムデー」を例年以上の充実した内容にする計画で、より大きな影響を受けた中小規模販売者向けには特別な対策を講じる。９月29日に行われたオンライン記者発表で、アマゾンジャパンプライム事業本部ノア・ボルン事業本部長が詳細を明らかにした。

「プライムデー」は日本を含む米・英・伊・中国など世界17カ国で同時開催されるが、今年はトルコとブラジルでも初開催。期間中は全カテゴリー100万点超の商品を特別価格で購入することができる。
一方、今年Amazonサービス提供開始20周年となる日本では、カスタマーレビュー星4つ以上の商品を中心に数十万点を販売。特選や数量限定のタイムセールを行うほか、９月28日よりPrime VideoやAmazon Musicなどでもキャンペーンを順次開催。10月６日からは特選タイムセール向けの一部商品を販売する先行セールを開催し、抽選でAmazonポイントなどが当たるスタンプラリーも合わせて実施する。
また、ピコ太郎によるPPAP特別バージョンとしての「APPD（AmazonPrime Prime day）」動画を特別サイトで公開。オンライン発表会ではゲストとして登場し、藤本美貴とともにAmazon愛に溢れたAmazonプライム活用術について語ったほか、「APPD」を生披露した。

中小規模販売への支援策としては、世界中の中小規模販売者を対象に年末までに１億ドル（約105億円）以上を投資する。
日本では、中小規模販売者による15の成功事例をウェブサイト上で紹介するほか、約２万点を特別価格で提供する特選セールを実施する。
また、中小規模販売者の商品約１億点を対象に、９月28日～10月12日に1000円以上購入すると「プライムデー」で使用できる1000円割引クーポンを購入者にプレゼント。「プライムデー」での追加購入を促すことで、中小規模販売者の売り上げアップにつなげる考えだ。

なお、Amazonプライムは30日間無料体験ができ、無料体験期間中も「プライムデー」で商品購入できる。
ノア事業本部長は「この機会にプライム会員を無料体験し、プライムデーを楽しんでほしい」と話した。