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小麦粉「フラワー」の家庭内調理でCO2e排出量は4~6割/日清製粉ウェルナ

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農林水産省の加工食品CFP算定実証に参画

日清製粉ウェルナは、家庭用小麦粉「日清フラワー」1㎏の家庭でのCO2e排出量算定結果を4月22日に発表した。
この取り組みは農林水産省が行う加工食品のカーボンフットプリントの算定実証に、昨年12月に参画して行われたもの。「日清フラワー」1㎏の原材料調達から廃棄・リサイクルまでを調べるもので、算定内容は焼き調理(ホットケーキ)、ゆで調理(うどん)、揚げ調理(天ぷら)、オーブン調理(クッキー)の4種類の調理方法で行われた。

その結果、製品ライフサイクル全体では44~58%を家庭内調理・喫食が占めていることが分かった。具体的にはオーブン調理が約58%、揚げ調理が約55%、焼き調理が約47%、ゆで調理が約44%といずれも高いことが判明した。同社は各調理方法におけるCO2e排出量を把握し、環境配慮型製品の開発指標への活用や消費者への情報発信などを行っていく。

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