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家で再現できない〝イエナカ外食〟に注目/リクルート

投稿日:2021年3月22日

コレカラ会議で経営にヒント

”イエナカ外食”が注目と語る稲垣上席研究員

「消費者がヘアサロンに求めるのは信頼」(千葉アカデミー長)

リクルートは、より良い日本の未来につなげる情報発信を目的とした「第5回 コレカラ会議」を、オンラインで3月18日に開催。リクルートライフスタイルが、飲食領域と美容領域におけるコロナ禍後の消費者変化と兆しを発表した。

飲食領域では、在宅における食事需要の高まりでバリエーションが激増。稲垣昌宏ホットペッパーグルメ外食総研上席研究員が、「外食店の味や付加価値を家で楽しむ”イエナカ外食”が注目」と提言した。同社の調査ではコロナ禍で中食の売り上げが伸長し、特に外食店からのテークアウト利用率は前年比2倍増と大幅に拡大。中食の夕食単価が平均832円(20年4~9月度)なのに対し、外食店からのテークアウト単価は1708円と高かった。自宅では再現できない外食のおいしさや、「フードと酒とのペアリングを楽しむ」「1回分の配送料で複数店舗のメニューを注文できる」などの付加価値が支持されたと分析した。

今後も料理の質やサービスなどの付加価値を磨き上げる必要があり、接客や酒のペアリングのアドバイスなど、外食の魅力を家庭に持ち込むことに期待感を寄せた。

美容領域では、千葉智之ホットペッパービューティーアカデミーアカデミー長が「消費者がヘアサロンに求めるのは信頼」と強調。20年8月の調査で、コロナ前と同じヘアサロンに通う人が77.3%と多く、理由として「施術者やスタッフへの信頼」が6割強と最も多かった点を挙げた。心の信頼や深い信頼を獲得する「シン『密』~新密・心密・深密~」なサロンが強いと強調した。

さらに両者は共通する店舗経営のヒントに、提供価値ポジショニングの見直し、インドア向けの商品やサービスの開発、複合化・マルチ化を前提とした業態転換などを挙げた。

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