発売4年目迎え「MARUCHAN QTTA」が一新
東洋水産は、9月14日にリニューアル発売する縦型カップ麺「MARUCHAN QTTA」の新CM発表会を9月8日に都内で開催。新たにCM起用された俳優・香川照之が登場し、商品を力強くアピールした。
CM「QTTA 全力描写 リニューアル」篇で、麺とスープがさらにおいしくなったことを熱弁する香川さんは、「簡単さに加え、味も麺も追求したプラスアルファ。俳優業も準備の上にプラスアルファが必要」と自身に重ね、新しくなったQTTAを絶賛した。香川さんのお気に入りは、限定商品の中で一番人気だった「サワークリームオニオン味」。自慢のカメラ目線を何度も繰り返し、QTTA愛を全開にした。
また某人気ドラマさながらに、QTTA戦略担当常務の辞令を同社の沖斉専務取締役から手渡される演出も用意され、「まだ常務に返り咲いていませんが」とリップサービスも。
新CMは9月14日から全国でオンエアされる。内容は3パターン(各15秒・30秒)が順次放映される予定。
「MARUCHAN QTTA」は、同社主力の縦型カップ麺として2017年3月に発売。独自の〝つやもち製法〟の麺を、ラードを使った油で揚げる香ばしい風味と濃厚なスープのおいしさが特長だ。加工食品部部長の福田肇執行役員は「発売から3年。お客様に認知してもらうステージが終わった」と語り、拡販に向けた積極的なマーケティングへと歩みを進める。
ラインアップはフレーバーの王道から2品(コクしょうゆ味・シーフード味)、過去の限定品から人気の2品(トマトクリーム味・サワークリームオニオン味)の合計4品。
福田氏は「発売当初に掲げた目標(100億円)は変えていない」と意気込み、引き続き年間を通して、新商品開発を継続していく考えだ。
WEB限定記事