レシピコンテスト「チー1グランプリ」応募数が過去最高
チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会主催「チーズフェスタ2019」が11月10・11日の「チーズの日」の2日間、東京・渋谷のEBiS303(エビススバルビル)で開催された。
28回目となる今年は「チーズの世界へ旅しよう!」をテーマに、世界17カ国、317種類のチーズが集結。2日間で6067人が来場し、チーズの普及と消費拡大を目指すイベントとして好評を博した。
会場には世界各国のチーズの試食・販売コーナーを設置。メインステージでは、乳業メーカー各社の外食・中食担当がチーズレシピを披露する「チーズたっぷりスイーツショー」など各種イベントが行われた。日本冷凍めん協会とのコラボコーナーでは「パスタネスト」「レモンクリーミーパスタ」の試食も好評だった。なお、同フェスタの収益金は日本ユニセフ協会に寄付され、世界の子供たちの支援に還元される。
10日にはチーズを使ったレシピコンテスト「第8回チー1グランプリ」表彰式が開催された。応募総数は過去最多の1321作品。地域選抜12作品を経て、グランプリ1作品、準グランプリ2作品、チーズ部門賞1作品が発表された。
グランプリ=「イガメンチーズ~ニンニクソース~」、応募者やまりおさん(青森県)▽準グランプリ=「奈良漬けとそうめんのはちみつピザ」、sarada@makiさん(奈良県)▽同=「ふわふわはんぺんの明太はさみ焼き」、れなさん(福岡県)▽青カビ部門部門賞=「あおさとブルーチーズの鶏ハンバーグ」、てんせいさん(三重県)。
また、オープニングセレモニーで西尾啓治チーズ普及協議会会長が「昨年度のチーズ消費量は35万tを超え4年連続で過去最高を更新した。今後もさらなるチーズの需要拡大に向けた普及活動に邁進していきたい」と抱負。さらに内田宏己日本輸入チーズ普及協会会長は「輸入ナチュラルチーズも昨年28万tと2年連続で過去最高を更新し、9月までの速報でも前年を上回っている。今年もフェスタを通じてチーズの価値を訴求し、需要拡大に努めたい」と語った。
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