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Pickup 嗜好品

スタバ製品を4月から販売開始/ネスレ日本

投稿日:2019年3月18日

圧倒的№1目指し、レギュラーコーヒー市場本格参入

説明に力が入る深谷常務

ネスレ日本は4月1日からスターバックスブランド製品の販売を開始する。昨年8月にネスレとスターバックスとの世界的な提携(液体飲料を除く)に伴うもので、国内のレギュラーコーヒー市場に本格参入する。

家庭用においては、まずカフェシステム「ネスカフェ ドルチェ グスト」向け専用カプセルを発売。「スターバックス ハウスブレンド」「同 ライトノートブレンド」「同 コロンビア」「同 ラテマキアート」「同 カプチーノ」(各12P、908円)をラインアップし量販店、通販で展開する。

秋には袋入り「スターバックス レギュラーコーヒー」、一杯抽出型「同 オリガミ パーソナルドリップコーヒー」、ギフトも予定している。

業務用では小型の専用マシンを用いた「We Proudly Serve Starbucks事業」をフードサービス、サポート企業のエームサービスとともに手がける。オフィスや大学、ホテル等でスターバックス店舗同様のコーヒーを提供し、今後数百カ所の導入を目指す。

3月13日にネスカフェ原宿で会見した常務執行役員の深谷龍彦飲料事業本部長が今後の取り組みを説明。コーヒーブランドは主力の「ネスカフェ」、プレミアムカプセルコーヒーの「ネスプレッソ」に、新たなライフスタイルの提案で拡大してきた「スターバックス」が加わりポートフォリオを強化する。

3ブランド体制になったことで「より幅広い層、味覚が違う層の取り込みが進む」と喜びを隠さない。特にスターバックスブランドへの支持が高い20~30代の若年層の取り込みを期待する。レギュラーソリュブルコーヒーの発売は未定だが、可溶性コーヒー市場では70%以上のシェアを持つ同社。レギュラーコーヒーの本格参入により「コーヒー全カテゴリーで圧倒的№1を確立する」と高みを目指す。

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