日本公演は来年で35年目迎える
丸美屋食品ミュージカル「アニー」の制作発表会が12月9日、日本テレビ本社で開かれ、主人公「アニー」を演じる2人とメインキャストがお披露目された。
1986年に日本公演をスタートし、今回で35年目を迎えるミュージカル「アニー」。明日は明るいことがきっと来ることを信じ、どんなときも前向きに生きる「アニー役」を演じるのは、今年も厳しいオーディションを突破した荒井美虹さん(小学4年生)と、德山しずくさん(小学5年生)。新たなメインキャストとして、マルシアが2年ぶりに「ハニガン役」を演じるほか、栗山航が「ルースター役」、元AKB48の河西智美が「リリー役」で出演する。
丸美屋食品工業の阿部豊太郎社長は「ミュージカル『アニー』は35年目を迎え、日本の定番ミュージカルとなった。才能あふれる子役たちと大人キャストの気持ちがひとつになる『アニー』は、オリンピックに負けない感動をお届けできると思う。当社製品などを通じサポートしていきたい」と語った。会場には初代演出家の篠﨑光正氏が特別ゲストとして登場。17年から演出を手掛ける山田和也氏とともに、初演からこれまでの作品をまとめた資料映像で当時を振り返った。
ダブルキャストでアニーを演じる2人は「観てもらった人の心に残るアニーを演じたい」(荒井さん)、「演技でアニーの気持ちを伝えたい」(德山さん)と意気込みを語った。
公演は東京・新国立劇場中劇場で来年4月25日~5月11日まで行われ、8月から大阪、群馬、名古屋、富山で上演する。全席指定8700円。
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