10月18日「冷凍食品の日」でPRイベント
日本冷凍食品協会は、10月15日に都内でPRイベント「10月18日は『冷凍食品の日』~ココロにおいしい、冷凍食品~」を開催。約200人の一般来場者を招待し、クイズやパネル展示、トークセッションを通じて冷凍食品の利便性と味わいがもたらす「時間の余裕」「心のゆとり」を訴求した。
協会は1986年に冷凍(レイトウ)のトウ(10)と、冷凍食品の保存温度マイナス18℃以下を伝えることを目的に10月18日は「冷凍食品の日」に制定。また今年は日本初の冷凍食品が1920年に北海道森町で誕生したことから、「冷凍食品誕生99周年」プロモーションも展開している。
イベント冒頭で、伊藤滋会長(マルハニチロ社長)が業界を解説。2018年の冷凍食品消費量は過去最高の289万t、国民1人当たり22.9kg食べた計算になる。「普段そんなに食べてない」と首を傾げる来場者もいたが、伊藤会長は「家庭用だけでなく外食、中食、ホテルのバイキングでも冷凍食品は活躍している」と説明。単身世帯、共働き世帯の増加で冷凍食品の需要は今後一層高まることが予想されている。「家庭用の売り場はスーパーに限らずコンビニ、ドラッグストアにも広がり、ますます無くてはならない食品になる」と冷凍食品の重要性を強調した。
第一部のトークセッションでは冷凍食品アンバサダーでフランス料理の三國清三シェフと、タレントの渡辺満理奈が登場。三國シェフは「冷凍食品は旬の食材を瞬間冷凍しているので栄養価も高く、衛生的で使い勝手も良い。非常に合理的でプロも使っている」と冷凍食品の魅力を語る。日頃から料理をする渡辺さんは「これからは冷凍食品を取り入れたい。忙しいときに重宝しそう」と話した。
調理デモンストレーションでは、渡辺さんが冷凍食品アレンジメニュー「つくねのチーズ焼き」「和野菜のポタージュ」に挑戦。野菜は皮を剥く手間やアク抜きも必要なくそのまま使え、「本当に簡単でおいしい」と驚きの表情を浮かべた。
第二部の試食会では冷凍食品活用メニューを世界のグルメ、パーティー、健康、スイーツなどテーマごとにビュッフェ形式で提供した。
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