テレビCMに佐藤琢磨を起用
ヤクルト本社はヤクルト史上最高菌数、最高密度の乳製品乳酸菌飲料「yakult(ヤクルト)1000」(100ml、130円)を10月1日から関東1都6県で新発売。同社初の機能性表示食品。「ストレス緩和」「睡眠の質向上」の機能がある。
発売前日に東京・新橋のヤクルトホールで発表会を開き、石川文保専務が概要を説明。腸の状態(下痢、便秘等)と脳の状態(ストレス、不安、緊張等)には相関性があり、近年「脳腸相関」として注目される。一方、乳酸菌による整腸作用は乳酸菌が高菌数、高密度であるほど効果が期待できる。
新商品は独自の「乳酸菌シロタ株」を従来品の2.5倍、1本当たり1000億個配合。「ヤクルトの培養技術の集大成」(石川専務)と位置付け、消費者の健康ニーズとして高まるストレス、睡眠の悩みに応える。今後、ヤクルトレディによる販売のほか、交通系自動販売機、寝具メーカーとの共同販促、WEBプロモ―ション等を展開し、2020年3月末までに1日平均14万本の販売を目指す。
10月14日からはレーシングドライバーの佐藤琢磨、ダンサーの菅原小春を起用したテレビCMも放映。会場には両者が駆けつけCM撮影時のエピソード、自身のストレス解消法等を紹介。佐藤さんは「『ヤクルト1000』を飲むと集中力が増した」と実感を語り、菅原さんは「長い歴史を持つヤクルトの期待に応えたい」と抱負を述べた。
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