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手ごねしない、今どきのハンバーグ作りとは?

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メーカーの商品開発にも影響

家庭でハンバーグ作りといえば、挽肉を手でこねて作る様子を思い浮かべる人が多いだろう。親子で行えば食育体験にもなるおなじみの光景だ。

しかし調理現場の実情は、いかにして手間暇を省き調理負担を軽減させるかが第一となっている。その結果、今どきのハンバーグ作りは手でこねることがなく、フライパン上で、へら混ぜする人が増えているという。こうしたタイパを求めるニーズはメーカーの新製品開発にも反映されており、秋に向けた新製品では、例えばこんな商品が登場している。

「はなまるレシピ」シリーズ
キッコーマン食品が8月24日から発売した、少ない材料と調理工程で、手間をかけたような主菜が作れる「キッコーマン うちのごはん はなまるレシピ」シリーズ。「こねないハンバーグ」と「こねないつくね」の2品を展開。

同シリーズは、ひき肉をフライパンや購入時のトレーの中で調味料と混ぜて焼くだけで調理できるのが特長。手でこねたり、ボウルを使ったりする必要がなく、油も不要なため、調理の手間や洗い物を減らせる。

「こねないハンバーグ」は牛・豚合いびき肉400gを使用。玉ねぎやパン粉などを配合した「具入り下味の素」と水をフライパンで混ぜ、成形して焼いた後、「仕上げの素」を加えて蒸し焼きにする。ふっくらジューシーなハンバーグ4個を作れる。「こねないつくね」は鶏ひき肉300gがあれば調理可能。鶏軟骨やひじきを含む「具入り下味の素」をトレー内で混ぜ、8等分して焼き、「仕上げの素」を絡めれば完成する。価格はいずれも税別290円。

こねないバーグ

こねないつくね

飲食店や惣菜工場などでは、これまでローコスト運営や人出不足をカバーするため様々な効率化が進んできた。これと同様の工夫が家庭でもなされるようになったという印象。次に紹介する商品は正に業務用から家庭用へと転身した新商品だ。


洋食がおいしくなるあめ色玉ねぎ
カゴメは8月25日から「洋食がおいしくなるあめ色玉ねぎ」を発売。玉ねぎをみじん切りにしてじっくり炒める「あめ色玉ねぎ」づくりの負担を軽減する調味素材で、ハンバーグやオムライス、スープなどに活用できる。

4種類のたまねぎ加工品と、野菜のうま味を引き出した独自の「野菜だし」を組み合わせ、深いコクと味わいを実現。あめ色玉ねぎを作る際に必要な約60分の調理工程を省けるほか、使い切りタイプで常温保存にも対応する。容量は100g、賞味期間は開封前1.5年。店頭想定価格は税込240円前後。共働き世帯の増加などで高まる時短調理ニーズに対応し、家庭で手軽に本格的な洋食を楽しめる商品として提案する。カゴメによると、やはり手ごねしないハンバーグ作りをする人が増えたことが、同商品の開発・販売に至った要因としている。

漠然としたタイパ提案から、メニューごとの調理傾向の分析が加速し、このようなきめ細かな商品提案はこれから一層進むと思われる。「基本的には家庭で調理することが多い」という人には、どの程度のタイパや作業負担の軽減が実感できるのか、試してもらいたい商品だ。

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