ふるさと納税でも「SDGs」への意識高まる
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」で、お礼品名などに「サステナブル(サスティナブル)」が含まれるお礼品への2023年の寄付件数が2021年と比較して4倍以上に増加。「ラベルレス」が含まれるお礼品の同年の寄付件数は2021年の9倍以上に増加していた。今年1月から5月の寄付件数も「サステナブル(サスティナブル)」関連が前年同期比1.8倍以上、「ラベルレス」関連が2.4倍以上に増加しており、SDGsへの貢献や持続可能性の高いお礼品を意識して選ぶ寄付者が増えていることが分かった。
また、「ラベルレス」関連のお礼品には水や炭酸水などの飲料のお礼品が複数登録されている。帝国データバンクによると、主要な食品メーカー195社による2024年5月の値上げでは、ペットボトル飲料を含む「酒類・飲料」の値上げが全食品分野の中で最も多かったと発表された。さまざまな品目が値上げされる中で、日常生活での消費が多い水などの飲料をふるさと納税のお礼品として受け取るとともに、ラベルレスのお礼品を受け取ることでゴミの削減に取り組む方が増えていると推察される。
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