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キッチンカーで訪日外国人に牛乳など提供/Jミルク

投稿日:2023年8月25日

第1弾は東京。京都・大阪や有名観光地でも開催予定

多くの外国人でにぎわった東京・秋葉原会場(8月24日)

訪日外国人にも日本のおいしい牛乳や牛乳を使用したスイーツを楽しんでもらおうと、外国人に人気の有名観光地に出向いてキッチンカーで移動販売する「Welcome MILK Kitchen」がスタート。

農林水産省の「インバウンド等消費拡大緊急対策」の一環として(一社)Jミルクが実施するもので、第1弾は東京。8月24日はJR秋葉原駅近くの秋葉原UDX サボニウス広場、翌25日にはJR有楽町近くの東京国際フォーラム 地上広場で、それぞれ11:00~18:00までの時間帯にキッチンカーが出動した。

■約3~4割が訪日外国人でスタッフが外国語対応
第1弾初日の8月24日(秋葉原)では、午前11時の開店早々に外国人を含む多くの若者が訪れ、近隣の会社員らも立ち寄り終日混雑した。
そのためクレープの当初販売予定数150個は昼頃に売り切れ、急ぎ材料を調達して追加販売することに。一時的に待ち時間が30~40分となるほどの盛況ぶりで、午後3時頃には販売数が350個を超えた。

来店客の約3~4割はアジア圏を中心にアメリカ人などの訪日外国人で、20~40代が多かったようだ。
接客や会計など、外国人にはスタッフが英語・中国語・韓国語・ベトナム語などで丁寧に対応。購入品を受け取るまでの待ち時間には、4カ国語で用意された訪日計画や、牛乳の飲用頻度などをについて尋ねるアンケートも実施した。

今後のキッチンカー出動計画として、9月頃に京都、10月には大阪での出店を予定している。
さらに、訪日外国人に人気の他の観光地にも出動することが計画されており、出動する地域や日程は、「Welcome MILK Kitchen」(https://welcome-milk.com/kitchen/index.html)の特設サイトにて9月以降に順次公表される。

なお、キッチンカーの店頭メニューは英語のみ、特設サイトは英語・中国語・韓国語・ベトナム語・タイ語で表記されており、日本語では用意されていない。

■牛乳たっぷりのオリジナルクレープが大人気

国産牛乳をふんだんに使ったメニューは、生クリームやアイスたっぷりのオリジナルクレープ。

「マスカルポーネ バナナ ビターチョコレートクレープ(Mascarpone Banana Bitter Chocolate Crepe)」は、生クリームとマスカルポーネを合わせたクリームをベースに、バナナスライス・チョコチップ・チョコソース・クッキークラムが入ったクレープに「牛乳」のクッキープレートをオン。
クリーム感が感じられ、秋葉原会場では一番人気に。

「もっともっとモー クレープ(More More Moo Crepe)」はクレープ中央にアイスクリーム、角切りイチゴとミルクくず餅を散らしてコンデンスミルクをかけた、動物姿がかわいいクレープ。

「和風ティラミスクレープ(Japanese-style Tiramisu Crepe An Ice-Cream That Never Melts!?)」は、地域ごとに異なる限定メニュー。

東京会場でのみ販売した〈東京バージョン〉は「あんみつ」をイメージ。スポンジケーキに黒蜜ときなこをふりかけ、ホイップクリームとチーズクリームをトッピング。さらに、つぶあんと寒天・赤えんどう豆・みかん缶・さくらんぼ缶を順番に置き、「東京」が刻印されたモナカをそえて。
〈京都バージョン〉は抹茶わらび餅2個、チーズクリームの上にはブライダルスイーツ3個が乗っていて、全体に抹茶パウダーが降りかかっている。
〈大阪バージョン〉は大阪名物のたこ焼きをイメージしたもの。
たこ焼きシュークリーム2個を置き、近くに爪楊枝を2本立てている。

クレープ全品は各350円税込。
そのほか「国産牛乳」1杯50円税込、「カフェオレ」1杯100円税込も販売し、いずれも「おいしい!」と大好評だった。

外国人への接客やアンケート記入要請はスタッフが外国語で対応

「Jミルク」公式サイト
https://www.j-milk.jp/index.html

「Welcome MILK Kitchen」特設サイト(外国語のみ)
https://welcome-milk.com/kitchen/index.html

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