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ドイツ名産地の〝物語〟紡ぐヱビス/サッポロビール

投稿日:2021年9月27日

単一ホップで新たな魅力

サッポロビールが、「ヱビス」ブランドから「物語」をテーマにしたビールを開発。ドイツ・バイエルン州ハラタウ地方のアロマホップ(ハラタウトラディション)を100%使用した「ヱビス ホップテロワール」(350ml缶、248円。アルコール分5%)を11月24日から限定発売する。

ハラタウ地方は千年以上の歴史を誇るホップの名産地。シングルホップのこだわり、モノ造りといった〝物語性〟を基軸に、新たなビールの楽しみ方を提案する。

今年の「ヱビス」は「Color Your Time!YEBISU ビールの楽しさ、もっと多彩に。」をブランド概念に据え、ビール時間の楽しさを提供する。

上期(1~6月)は、限定商品やハレの日提案が奏功するなど、缶のブランド計では前年同期比104.6%で推移した。

マーケティング本部ビール&RTD事業部の武内亮人部長は9月15日のオンライン会見で、家飲みが浸透し「お酒の多様性に対する期待、質やゆっくり飲むニーズが増加している」と指摘。プレミアムビールにとっては追い風と捉えた。今後も変化するニーズを狙い、2つのラインを設けて商品戦略を仕掛ける。ヱビスビール中心の定番群「ヱビス スタイルライン」と、従来の慣習に捉われない新価値を創造する「ヱビス ディスカバリーライン」だ。

今回の「ホップテロワール」は「ディスカバリーライン」の位置付け。ヱビスビールに長年使用するハラタウ地方のホップを100%使い、シングルホップならではの上品な苦みと香りを最大限引き出した。缶側面の二次元コードをスマホで読み取ると、ハラタウ地方の美しいホップ畑の映像や、生産者インタビューなどホップにまつわる「物語」が堪能できる。年間販売量は大瓶換算で10万ケースを目指す。

また「YEBISU BAR」「ヱビスビール記念館」では樽生も提供する。厳しい状況が続く外食だが、武内部長はブランド接点の重要な場所だと強調。家飲みと外食の活性化に向け、リアルとデジタルを融合した進化型ブランド体験を推進する考えを示した。

2021年9月27日付

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