新商品グランプリ発表
左から日本アクセス服部社長、真誠冨田社長、日本アクセス佐々木淳一会長
日本アクセスは3月12日、「新商品グランプリ 2024年春夏発表会」を本社（東京都品川区）で開催し、グランプリは加工食品部門1位の真誠「無添加ふりかける胡麻おかか味」が選ばれた。
「新商品グランプリ」は、同社が年2回開催する展示会において新商品を紹介、試食審査により上位商品を決定し購買につなげる販促企画。09年から開始し今回で30回目を迎えた。
これまで雑誌、Ｗｅｂ媒体と取り組んできたが、昨春から同社だけのオリジナル企画として再出発。服部真也社長は一年を振り返り「多くのメディアに取り上げてもらい販促強化として実施しているＴｉｋＴｏｋ動画は総再生回数314万回と大変多くの反響を得ている」と手応えを示し、「マーケットインの発想によるランキングを活用し、小売業、メーカー各社に貢献したい」と意気込みを語った。
今回のエントリー数は69品（加工食品26品、冷蔵食品15品、冷凍食品17品、アイス11品）。1月下旬に埼玉、大阪での展示会で一般消費者による審査員が試食し、価格帯や味はもちろん、使い勝手のよさ、トレンドなど多角的な視点から採点された。上位には「混ぜるだけ」「袋のまま」などタイパや、心も体もいたわるウェルビーイングを重視した商品がそろった。
発表会では上位入賞商品のメーカー担当者が表彰を受け、グランプリを受賞した真誠の冨田博之社長は「審査員から『子どもに食べさせたい』と評価され、非常にうれしく思う」と笑顔でコメントした。
なお各部門1位は、冷蔵食品「ソイーネ 豆腐サラダの素 柚子醤油味」（ハウス食品）、冷凍食品「大阪王将 羽根つき円盤餃子 ＰＲＥＭＩＵＭ」（イートアンドフーズ）、アイス「クーリッシュ Ｇｒｅｅｎ ストロベリー」（ロッテ）。トレンド賞として、「ブレンディ マイボトル スティック 華やかに香るジャスミンティー6本」（味の素ＡＧＦ）、「睡眠ラボ」（ファーマーズ）、「完全メシ ぶたいか玉お好み焼」（日清食品冷凍）、「Ｓｏｙ マルチ バニラ」（クラシエフーズ）が選ばれた。
上位入賞商品
2024年3月25日付
