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PBF市場に参入/雪印メグミルク

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2年後の売上目標60億円

佐藤社長

雪印メグミルクは、1月26日に記者発表会を東京本社で開催。プラントベースフード(PBF)市場への新規参入と、PBFの新ブランドおよび第1弾商品となる植物性ヨーグルトと植物性ドリンクの計4品が紹介され、佐藤雅俊社長は「PBF市場でシェアトップを目指す」と宣言した。

同社が来年創立100周年を迎えることを念頭に、昨年5月に発表した新たな中期経営計画には「乳で培った幅広い知見や機能により食の持続性を実現する」と掲げられた。酪農・乳業を基盤事業に、さらに乳の枠を超えた価値創造で新たな成長を図る―その成長への取り組みの筆頭がPBF市場への参入だ。

PBFのブランド名は「Plant Label(プラント ラベル)」=写真=で、ブランドコンセプトは「ハロー、やさしい植・生活。」。

植物性ヨーグルトは、アレルギー表示28品目対象外のえんどう豆を主原料とした「plant Label ナチュレ 恵 megumi 植物生まれ」(400g、260円)と、内臓脂肪の減少をサポートする機能性表示食品「同 恵 megumi ガセリ菌SP株 植物生まれ」(100g、130円)の2品。なお両品には、ビフィズス菌SP株やガセリ菌SP株の培地である乳製品がごく少量含まれている。

植物性ドリンクは、主原料がえんどう豆の「Plant Label Pea Drink(ピードリンク)」と、オーツ麦の「同 Oat Drink(オーツドリンク)」(各200ml、138円)の2品。3月26日の販売開始にあわせ、テレビCM放映や店頭販促が順次スタートする。

今後同ブランドでは4品の販売状況をみて第2、第3弾商品を投入する計画。また市場動向やニーズを踏まえ、えんどう豆やオーツ麦以外の植物性原料による商品開発も検討しており、海外展開も視野にPBF事業での売上高を2025年度に60億円、30年度までに200億円を目指す。

2024年2月5日付

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