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卸機能も変化対応 東西で秋季展示会/日本アクセス

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WEBと双方向で訴求

オリジナル商品

日本アクセスは、秋季展示会「秋季Foodconvention2021」を東日本および西日本会場で開催。さらに東北と北海道でもエリア展示会を開催する。

万全な新型コロナ感染症の予防対策を期するため、リアルは規模と来場者数に制限を設け、WEB展示会(東日本410社、西日本382社が登録)と並行しての開催となった。秋季展示会テーマは「Restart~変化への対応~」。コロナ禍でのニューノーマルでの品ぞろえと売り方・売り場の提案や、変化に対応できる卸機能を紹介した。

東日本会場は7月8日のWEB展示会公開に続き、15・16日にパシフィコ横浜(B・C・Dホール)で開催。西日本会場でも13日のWEBガイドブック公開に続いて、インテックス大阪(6号館1階A・Bゾーン)で20・21日に開催。さらに東北エリア展示会は29日に仙台国際センターで、日本アクセス北海道は30日にロイトン札幌で行う。

例年のさいたまスーパーアリーナ開催での圧倒的な規模感と異なり、限られたスペースに業界トップクラスの感染症対策をとった東日本会場は、5つのゾーンごとのQR確認で行動履歴をチェック。試食もできる限り行うため、通路ごとに専用コーナーを設けた。会場はクロスカテゴリーを中央に、グロサリー、生鮮・デリカ、冷凍食品、アイス、乳製品、和・洋日配、北海道・沖縄物産などでゾーニング、400社超のメーカーが商品展示を行った。

日本アクセスの提案ブースでは、加工食品から健康茶、ドレッシング、さらには同社が総代理店となり昨年大きな話題を呼んだ「ネスレ ミロ」を訴求。強みとする乾物・乾麺ではAK研の活動報告を踏まえた提案や、注目の池森そばは同社限定企画となっている。その他にも菓子や酒類も充実。

最大の武器である低温関連では、情報と物流、企画、販促を統合した「チルドプラットフォーム」をアピール。「ゆるベジ」を販促軸に、プラントベースドフードを積極提案した。幹線物流によるチルドの差別化商品は同社ならでは。冷凍食品は〝全力「革新」宣言!〟をテーマに、第9回フローズン・アワード、シュウマイの拡販施策を展開する。

アクセスブランドは「みわび」「Dole」「Delcy」「からだスマイルプロジェクト」からイチ押し商品が多数。他にも生鮮・デリカ、AG研、外食、ノンフードなど幅広い提案。恒例のトレンド予測や子会社D&Sソリューションズを起点とする情報卸機能。新商品グランプリは、クラシル、オレンジページnet、レタスクラブWEBとの合同企画。SDGs、安全管理に対する取り組みも欠かせない。なお、WEB展示会の公開は8月31日まで。

乾物乾麺の提案コーナー

2021年7月26日付

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