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オンライン活用の新講座/UCCコーヒーアカデミー

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10月1日「国際コーヒーの日」から本格始動

東京校では川口雅也講師が実演

UCCグループが運営するコーヒーの総合的教育機関「UCCコーヒーアカデミー」は、オンラインを活用した新講座を10月1日「国際コーヒーの日」から本格的にスタートする。

「コーヒーアカデミー」は2007年に神戸校、15年に東京校を開校。ビギナーからプロフェッショナルまで幅広い層を対象に、コーヒーをあらゆる側面から学べる多様なカリキュラムを展開し、これまで約9万人が受講してきた。今年は新型コロナウイルスの影響で2月28日~6月1日まで休校していたが、その間も取引先や従業員を対象としたオンライン研修を実施し、延べ5000人が受講し好評を博した。

そこでコロナ禍によるニューノーマル時代に即し、通学にこだわらず、より安全、便利でリアル講座以上に満足いく新しい講座スタイルを発案。これまでのオンラインセミナーを見直した新講座「UCCコーヒーアカデミー・新オンラインセミナー」を開設する。

特徴はBtoC(消費者)、BtoB(企業)、BtoE(従業員)をターゲットに、コーヒーの専門性を追求した15種類のカリキュラム。講師が受講者一人一人と対話する双方向コミュニケーション型で、リアル講座同様の体験ができる。消費者向けは月1回(定員約20人)を予定し、家庭でのコーヒーの入れ方を学べる。企業、従業員向けは要望に応え実施し、外食店などの社員研修にも活用できる。

さらにUCCグループのグローバルネットワークも活用。直営農園などがあるエチオピア、ジャマイカ、ハワイ島、レ・ユニオン島といった世界有数のコーヒー産地とオンランでつなぎ、現地ガイドと交流しながら農園を視察する「コーヒー生産国 Liveツアー」も行う。

神戸校からの中継で抱負を語る栄学長

ハワイ島の農園をオンラインで視察

9月24日には「コーヒーアカデミー」神戸、東京両校において、オンライン配信による説明会を開催。参加者は講師によるレギュラーコーヒーの入れ方、ハワイ島にある直営農園との中継を体験した。栄秀文学長は「コーヒーの知見、海外での取り組みなどUCCの資産をフル活用して、ワクワクする企画を提供したい」と期待を寄せた。

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