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原宿に「睡眠カフェ」をオープン/ネスレ日本

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昼寝前のコーヒー飲用「コーヒーナップ」浸透へ

「睡眠カフェ」の様子

ネスレ日本は3月18日「睡眠の日」に向け、コーヒーを飲んでから昼寝する「コーヒーナップ」のプロモーションを展開。16日にデジタルコンテンツ「ネスレ コーヒーナップ」を立ち上げ、24日からは「ネスカフェ 睡眠カフェ in原宿」をネスカフェ原宿内にオープンする。

「コーヒーナップ」(ナップは英語で昼寝)は、コーヒー(カフェイン含む)を昼寝前に飲むことで、ちょうど起きたときにシャキッとし、その後のパフォーマンス向上が期待できる。コーヒーの健康効果を訴求するネスレが、睡眠不足や睡眠負債といった社会課題の解決の一つとして提唱している。

認知拡大に向け2017年から「睡眠カフェ」を期間限定で実施していたが、今年から「ネスカフェ 睡眠カフェ in原宿」を常設し、さらなる浸透を図る。カフェには、人目を気にせずくつろげる半個室ブースを4席(レザーリクライニングチェア3席、ソファ1席)を設置。フィリップス社の最新スリープテック、間接照明、森や川の自然音で眠りを誘う。

良眠のためのメニューも開発

最新の快眠グッズも用意

30分コース(税込825円)はカフェイン入りコーヒー1杯、60分コース(1650円)はカフェイン入りコーヒー、カフェインレスコーヒー各1杯を提供し、コーヒーナップが体験できる。良眠に大切なアミノ酸「トリプトファン」に着目した「グリルステーキとゴロッと野菜のサラダ」(1410円)、「スパイシーシュリンプライス」(1080円)、「グレープフルーツブリュレ」(580円)もメニューに加える。

16日にはマスコミに公開し、飲料事業本部レギュラーソリュブルコーヒー&RTDビジネス部髙岡二郎部長が概要を説明。睡眠を総合的に学べる情報拠点として活用し、自宅、オフィスで良質な仮眠、睡眠につなげてほしいと期待する。

また「ネスレ コーヒーナップ」は、眠気研究の第一人者である広島大学林光緒教授が監修。海辺や森林などリラックスする6テーマが用意され、15分程度の短い昼寝を画像と音でサポート。音声ガイダンスによる昼寝のコツ、時間に応じて変化する音が起きる時間に合わせて心地よい目覚めを促し、気軽にコーヒーナップが実践できる。

農学博士でウエルネスコミュニケーション室の福島洋一室長は16日のオンラインセミナーで、日中の眠気対策、作業効率アップにはコーヒーナップが効果的と推奨。ただコーヒーは昼夜で飲み分けが必要だとし、夜遅くはカフェインレスコーヒーを勧めた。

「ネスレ コーヒーナップ」イメージ

「ネスカフェ 睡眠カフェ in原宿」:https://suimin-cafe.jp/
「ネスレ コーヒーナップ」:https://nestle.jp/coffee-nap

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