倒産は2年連続減少も、小規模店には厳しい環境
2025年度のラーメン店倒産(負債1000万円以上、法的整理)は55件となり、過去最多だった2023年度の75件から2年連続で減少した。ただし、新型コロナ禍前と比べると依然高水準で推移している。
倒産企業の約8割は資本金1000万円未満の小規模事業者で、原材料費や人件費の上昇分を価格へ十分転嫁できず、資金繰りが悪化したケースが多かった。

ラーメン価格は「500円・1000円・1500円超」へ 三極化が進行
調査では、ラーメン価格の「三極化」が今後の市場を左右する重要なポイントとして挙げている。
従来は「ラーメン1杯1000円」が心理的な上限とされてきたが、現在は500円前後の低価格帯、1000円前後の標準価格帯、インバウンドや富裕層を狙った1500円以上のプレミアム帯へと価格帯が分かれつつある。
その結果、1000円前後の標準価格帯は差別化が難しくなり、「価格に見合う付加価値」が伝わらなければ顧客流出につながるケースもみられるという。
帝国データバンクは、今後はプレミアム路線で高付加価値化を図るか、オペレーション効率化による低価格戦略を追求するか、明確な経営戦略がこれまで以上に重要になると分析している。
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