「ネスカフェ 三宮」がリニューアルオープン

海老原氏㊧と橋本氏
ネスレ日本は4月10日、神戸市中央区の「ネスカフェ 三宮」を、コーヒー農園をテーマとしたコンセプトカフェとしてリニューアルオープン。これに先立ち、4月8日にはメディア向け内覧会を実施した。
新装した店舗では、濃い緑に囲まれた店内に霧の演出を加えることで、まるで異国のコーヒー農園に迷い込んだかのような非日常空間を演出。BGMはアールライブ社が担当し、実際に森や公園で録音した自然音を採用した。時間帯や時期により変化する音とともに、夜にはライトアップも行うなど、五感で自然を体感できる空間となっている。
また、店舗の目玉として、複数の「ネスカフェ」を自由に試飲してから注文できるサービスを導入。また、好みに応じて牛乳、ソイ、オーツの3種からミルクを選べるラテメニューや、スタッフによるラテアートも提供する。ミントやラズベリー、マンゴーを使ったノンアルコールカクテル「モクテル」など、見た目にも華やかなドリンクも。フード・スイーツメニューも充実しており、コーヒー豆で香りづけしたミルクを使った自家製アイスや、隠し味に「ネスカフェ」を用いた「コクうま海老カレー」など、コーヒーの奥深さを生かした多彩な品が揃う。
スタッフの制服にはアップサイクル素材を使用したスカーフを採用するなど、サステナブルな姿勢を徹底。店内の大型スクリーンでは、世界各地のコーヒー農園やネスレの環境活動を紹介する映像も流れ、「農園に滞在しているような没入感」を演出する。トータルの空間デザインは、緑を使った空間デザインに定評のある緑演舎を起用し、インテリアスタイリスト・窪川勝哉氏によるインテリア小物も取り入れた。
同社アウトホームビジネス部長の橋本研吾氏は「『ネスカフェ』のコンセプト〝Make your world〟を体現した店舗となった。『ネスカフェ』を通じて人と人をつなぎ、地球環境への貢献を目指したい」と語った。また、シニアブランドマネージャーの海老原聡氏は「本社のある神戸の地から、サステナブルな社会づくりの一端を担っていきたい」と話した。
名称:ネスカフェ 三宮
所在地:兵庫県神戸市中央区御幸通7-1-15
営業時間:平日9時00分~20時00分/土日祝10時00分~20時00分
カフェ席数:カフェ内約40席
敷地面積:1F 75.74㎡/2F 72.10㎡
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