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三井物産流通グループが関西メニュー提案会

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新会社の機能提案も紹介

新会社として初の提案会

三井物産流通グループは7月30日、大阪マーチャンダイズ・マートで「第36回 関西メニュー提案会」を、得意先600社・800人を招いて開催。商品、メニュー紹介に加え、新会社の機能提案やグループ力について訴求した。
出展は242社(加食51、業務32、酒類40、低温6、総合26、オリジナル51)・206小間。「明日(みらい)をつくる みんなのチカラ」を掲げ、ライフスタイル・ウエルネス・サステナビリティを軸に取扱い商品を提案した。

入り口ではオリジナル商品を紹介。「にっぽん元気マーケット」からは、特に市場に見られない「たっぷりツナのスプレッド」や「北海道ミルクプリン」、鍋の〆専用乾麺「鍋〆用ラーメン」などに注目が集まり好評を得ていた。
「当社社員が選ぶ全国のいいもの・美味しいもの」では商品部や各地の支社などの担当者が、こだわり商品をおすすめ。多様化するライフスタイルには「○○タリアン」と呼ばれる健康や環境意識の高いユーザー向け商品をそろえた。さらに進化する「○○パフォーマンス」としてタイパ・コスパ・スぺパ・ソロパ商品群を紹介。このほか酒類を中心に直輸入品をコーナー展開。リテールサポートとして「DXコンサルティング」の機能紹介も実施。

オリジナル企画としては「大阪・関西万博あと258日~関西うまいもん市~」「同~大阪の地ソースで食べてみて~」を提案。酒米・山田錦の誕生88周年を記念した日本酒試飲やブレンデッドウイスキー、家飲みレシピを紹介。また(一社)健康栄養支援センターとコラボした「たんぱく質をかしこく摂ろう!」も展開した。さらにタイ国政府観光庁とコラボした企画も投入。地域商品を紹介する人気企画「にっぽん元気マーケット」は、石川・長野・岡山・広島・香川・愛媛・高知・山口の各県の地元食材を発信。

同社は三井物産の食品流通企業が統合し、今年4月から発足。営業と物流の分離やマーケティングを本社一括で行うなど、役割分担の明確化を進めつつ、シナジー追求を進める。来年の提案会では、こうした取組みを反映した企画が披露されると思われる。

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