秋季展示商談会を開催
国分西日本は7月4日、帝国ホテル大阪で「近畿エリア 秋季展示商談会 迫りくる変化を味方に」を開催。387小間(メーカー238、国分オリジナル45、企画104)が出展し、約6千アイテムを提案。得意先約千人が来場した。
今回、生活者を取り巻く変化とそこから生まれるチャンスに着目。会場入り口では、6つの主要な変化を提示し、その上で下期のポイントをピックアップ、具体的な提案内容を得意先に発信した。
下期トレンド予測では、世相を反映した9つのキーワードをパネルで説明。コスパ・タイパを重視した「さくっと消費」やSNS映えを意識した「縦スイーツ」など、昨今ますます多様化していく生活者のニーズに対応する商品を紹介した。
機能提案では、今年からペットフード卸のエコトレーディングと連携した企画ブースを設置。近年売り場を広げているペット用品の提案を強化し、売り場活性化を図る。また、ヘルスケア提案としてSONYとPOLAが設立したヘルステックカンパニー「SOULA」と提携し、デジタルツール「SOULA pie」の提供を開始。同ツールは消費者が最寄り店舗でアプリを導入。店舗からの健康ミッションを達成すれば、ポイントやクーポンが配布され、購買促進を図るもの。
企画提案ブースでは、鍋のトレンド予測や売り場の成長カテゴリーを紹介。また、タイパ(タイムパフォーマンス)、エネパ(エネルギーパフォーマンス)、ヘルパ(ヘルスパフォーマンス)の3つを軸に商品提案を実施した。
共創圏の取り組みとして大阪府、山口県、徳島県の事例をパネルで展示。また、近畿エリア(大阪・京都・兵庫)の地域商材を取り上げるなど、エリア内外に向けた販促を強化した。
オリジナルブースでは、新商品を中心に展開。特に注目を集めたのは9月発売予定の「〆よか」シリーズ(西日本留型)。濃いめのスープ・出汁感で飲酒後や夜食に最適な出汁ごはんだ。他にも、旭トラストフーズのパン粉代替品の米粉フレーク「米粉の衣」や凍結酒、ワインの新商品も披露。さらに、成長著しい低温カテゴリーは8つの切り口で提案を強化。急速冷凍技術を用いた「ゼロカラ」や、各県の銘品などを揃えた「ご当地銘品博覧会」など、低温ブースを拡充した。
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