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関西初のSOCOLA塚口がオープン/野村不動産

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ダイエー、パントリーなど出店

関西初進出のSOKOLA塚口クロス

野村不動産グループは11月2日、地域密着型商業施設「SOCOLA」シリーズとしては関西初(6店舗目)となる「SOCOLA塚口クロス」をオープン。阪急線・塚口駅前再開発事業の一環で、塚口さんさんタウン3番館跡地にマンションとの複合商業施設として展開する。

商圏人口は1㎞約4.2万人、2㎞約15.7万人で、塚口駅乗降者数は3.6万人。周辺は20〜40歳代の就労人口が多い。駅前立地を生かし仕事帰りなど、気軽に立ち寄れる施設を目指す。建物敷地と連携した駅前広場を活用し、テラス席の設置やキッチンカーなどテナント、地元商店街などとのイベントも計画している。

核テナントとして地下1階にオープンしたのはダイエー「イオンフードスタイル ソコラ塚口店」。塚口さんさんタウンは1〜3番館を展開してきたが、同社は1番館に非食品、3番館に食品売り場を運営。3番館の建て替えにより1番館で食・非食品売り場を設けダイエー塚口店として営業してきた。1番館の同店は加食中心に継続し、新たにソコラ塚口では生鮮4品に注力する。

ソコラ塚口店では入り口に鮮魚、青果など生鮮売り場を配置。鮮度強化を徹底して差別化を図り、ファミリー層を中心とした需要確保に取り組む。生鮮売り場の構成比は他店と比べても高めの33%。「ディーズベーカリー」では70品目を展開。インストア加工率を価値・価格ともに魅力度を強化。加食はオーガニック品を多くのカテゴリーでそろえ、人気の冷食は地域最大規模の420品目を訴求する。また強化品目のワインは280品目をそろえる。さらに1階にはコスメ、ドラッグなどを展開している。

1階には地元の高質スーパー・大近(大阪市福島区)が34店舗目となる「パントリー ソコラ塚口店」(売り場約80坪)を出店。添加物を極力抑えた商品や洋菓子の取り寄せ、名店のクリスマスケーキの日替わり提案、自社製造のハム・ソーや和日配などを展開。同フロアにはオーガニック専門店を展開するヘルスライフ(京都市上京区)が「オーガニックプラザ ソコラ塚口店」を出店、神戸など兵庫県の農産品を積極展開。

【SOCOLA塚口】所在地/兵庫県尼崎市南塚口2-1-3▽規模/RC造地上16階、地下2階(商業部分=B1〜2階、駐車場B2階)、敷地6486㎡▽テナント/27店舗▽駐車・駐輪台数/76台・335台

【イオンフードスタイル ソコラ塚口】売場面積/614坪(食品472坪)▽店長/浅井淳▽従業員数/121人(社員19人)▽営業時間/9〜23時▽年商目標/33億円▽品目数/1万7460(畜産200、農産210、水産280、デリカ300、ベーカリー70、日配2311、ドライ4900=食品計8260)

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