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京都で「レジゴー」初導入/イオンリテール

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来年3月には200店舗で

京都で「レジゴー」の導入開始

カートに取り付けたスマホでスキャン

スマホ内の「お支払い」をタップ後、専用レジの2次元コードを読み取れば買い物データの送信が完了

レジでデータを送信し、支払い後はスマホに現れるコードを出口のゲートでかざす

イオンリテール近畿カンパニーは9月8日、イオンスタイル京都桂川に「どこでもレジ レジゴー」を京都府内のイオングループ店舗としては初めて導入。2020年から始めたレジゴー導入店は96店舗目(近畿のイオングループでは11店舗目)となる。

レジゴーは貸出用の専用スマートフォンか来店客自身の端末で、商品バーコードをスキャンして専用レジで会計する、レジ待ちのないキャッシュレスシステム。これまで同店舗のレジ体制はセミセルフ7割、フルセルフ3割。全国のレジゴー導入店の平均利用率が2割程度のため、同店舗でも同等の利用率を目指す。

導入初日の10~12時までの利用は120件で、世代を問わず関心を持つ人が多かった。スタッフの積極的な説明もあり、スムーズな導入が行えた印象。専用の精算所でも2~3人のスタッフが誘導し、精算時のトラブルは見られなかった。なお、精算時のスキャン漏れ対策は当面、ゲートカメラによるチェックのみで、目視による確認は行わない。

イオングループ全体では、全国132店舗がレジゴーを導入(7月末時点)しており、来年3月末までに200店舗へ拡大する計画。今後、さらなる顧客満足に向けた諸課題の解決や利用率の増加、店舗作業の効率化に取り組んでいく。

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