個食ケータリングや冷凍弁当提案
ニューノーマルの展示会運営手法を提案する「大阪MICE安全対策推進EXPO2021」(主催:同実行委員会)が3月24、25の2日間、インテックス大阪で開催。イベント運営業者、感染症対策関連業者、飲食・ケータリング関連業者など144社203小間が出展。来場者は約4000人を見込む。
感染予防のための除菌消毒剤・マスク・サーモグラフィ・パーテーションなどの最新アイテムが登場。衛生サービスのダスキンは、新開発の抗ウイルスマットや換気設備、抗菌コーティングなど、足元から室内全般までトータルの対策で来場者の関心を呼んでいた。
飲食関連ではC,Sケータリングサービスが、ビュッフェのニューノーマルとして、完全個食容器での提供を打ち出した。仕出し弁当に強みを持つまねき食品は、昨年から冷凍弁当を開始。急なイベントのキャンセルがあっても賞味期間の長い冷凍弁当ならロスが削減でき、リモートにも好適。キッチンカー事業協同組合は苦戦する外食業界に対し、手軽に開業できる移動型店舗としてキッチンカーをPRした。
衛生商品ではリミックスポイントの除菌剤「すごい水」が注目された。日本発の革新的な触媒技術MA―Tを利用しており、通常はほぼ水に近いがウイルスや菌が存在する時だけ攻撃・分解する仕組み。肌などにもやさしく、可燃性がないなど安全面にも優れる。
またシンユニティグループは、オンライン展示会の進化形態としてバーチャルキャラクターの活用や、遠隔地からリアルタイムで投票や書き込みができる「ジョインビジュアル」を発表した。
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