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人口増加エリアで再訴求/阪急オアシス

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茨木駅前店が改装オープン

阪急オアシス茨木駅前店

阪急オアシスは7月10日、「茨木駅前店」(大阪府茨木市)を改装オープン。旧店舗は1~2階で展開していたが、改装後は1階、地下1階に変更。より食品に特化した店舗として生まれ変わった。

JR京都線・茨木駅の東口からすぐの好立地。阪急阪神不動産が運営するマンション・ジオ茨木内への出店。500m商圏の人口は1万人強、1㎞では4万人強と足元が厚い。総人口は増加傾向で、20~40歳代が約43%。単身、二人世帯が多いが、20~30歳代のファミリー層をはじめ、立命館大学いばらきキャンパスの影響もあり若者が急増している。

1階は弁当、デリカ、ベーカリーなど即食系のほか生鮮や日配などをそろえた。地下では「暮らしと健康をささえる」フロアとしてヘルス&ビューティー、ドライ、雑貨などを展開。駅前立地の特性からコンビニ使いができるよう、デリカ総菜、ベーカリー、生鮮デリ、カットサラダ、冷凍食品などを拡大した。

オープン初日の売り上げ予算は380万円と低めに設定していたが、予算の倍程度の売り上げとなった模様。密を避けるため、オリコミチラシは打たず、ポスティング(特売価格のない告知チラシ)のみだったことを考慮すると、開店を心待ちにしていた客層が一定数存在することが分かる。旧店の時から夕方需要が強く、また、当地の山手側の高所得者層からも支持を得ており、こうした需要を再度取り込んでいく。

【店舗概要】所在地/大阪府茨木市西中条町2―3▽売場面積/1220㎡▽年間休日/1月1日、2日▽年商/16億円(投資4.15億円)▽品目数および構成比/食品2593、酒類699、菓子1033、雑貨994(以上構成比22.1%)、日配2265(22.9)、農産487(16.3)、水産260(9.6)、畜産192(11.0)、デリカ220(14.0)、ベーカリー36(2.6)▽店長/平野和広▽従業員数/76人(社員15人)▽レストスペース(予定)/18席▽競合/サタケ、マルヤスなど

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