アマニで豊富な品揃え
ニップンは〝今こそ、アマニ。〟をテーマに、インフルエンサーおよび報道関係者を対象とした「ニップン アマニセミナー」を、3月24日に主婦会館プラザエフ(東京都千代田区)で開催。前鶴俊哉社長が今後のアマニ戦略について方針を示した。
同社がアマニの取り扱いを開始したのは2003年。アマニのオイル、粒、粉末、ドレッシング、マヨネーズなど幅広い商品を展開するリーディングカンパニー。また、アマニの啓発活動にも力を注ぎ、14年からフォーラムや今回のセミナーなどで専門家の声を踏まえながらの情報発信を行っている。
アマニの主要カテゴリーである油とドレッシング調味料の市場規模(同社調べ)は、20年度に107.4億円(油86.6億円)。各種メディア露出を背景として15年にブレイクしたのをキッカケに市場を拡大してきた。前鶴社長は同社の強みについて、使い方に応じて選べるラインアップを挙げ、今後も日本の健康寿命延伸に貢献していく考えを示した。
同社ヘルスケア事業部の有川由紀子副部長は、コロナ禍での生活者の食生活と健康への意識の高まり(約7割)を指摘。アマニの持つ4大栄養素α―リノレン酸(オメガ3脂肪酸)、食物繊維、たんぱく質、アマニリグナン、各種エビデンスが示すように生活者の健康に役立つと話した。
同社アマニ製品は、原料や産地へのこだわり(ゴールデン種/油はカナダ、粒はニュージーランド)、日本アマニ協会認定商品。さらにスポーツジュニアへの応援や、有名シェフ、有名店、企業、自治体など幅広い協業での取り組みが進む。今後もアマニ油だけでなく、ローストアマニを含めたアマニのリーディングカンパニーとして様々な情報を発信していく。
今回のセミナーには、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所ワクチン・アジュバント研究センターセンター長で、ワクチンマテリアルプロジェクト&腸内環境システムプロジェクトのプロジェクトリーダーである国澤純氏が「オメガ3摂取による免疫機能の変化と健康への影響」をテーマに、基礎研究段階のデータを交えながらアマニ油の魅力を講演。
さらに御年80歳の料理研究家、国立大学法人福岡女子大学客員教授で管理栄養士の村上祥子氏が「腸活食事で人生100年時代~発酵食とアマニ~」と題し、簡単レンチン腸活レシピの数々を説明。「アマニのフルーツ甘酒」と「むぎゅっとアマニの鶏の唐揚げ」は実際に調理実演を通じて、魅力を紹介した。
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