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「二世紀企業への扉」100周年へスローガン/キーコーヒー

投稿日:2019年3月20日

第9回クレドール会を開催

柴田社長

キーコーヒーは「第9回 クレドール会 平成31年度経営方針発表会」を3月19日に東京會舘丸の内本館で開催。柴田裕社長が取引先など関係者332人を前に、平成31年度(第68期)の取り組みを説明した。

同社は来年の創業100周年に向け、スローガン「二世紀企業への扉」を策定。重点方針については100周年ビジョン(コーヒーに関して、信頼度№1の会社であること。コーヒーの可能性を追求し、その価値を提供できる会社であること。お客様から最初に選ばれるコーヒー会社であること)の実現、ブランド力と収益力の強化、コーポレートガバナンスの深化、昨今注目されるSDGs(持続可能な開発目標)を掲げる。

組織変更については消費者ニーズへの迅速な対応を目指し、マーケティング本部R&Dグループを4チーム体制から3チーム体制に刷新する。RCプロダクトチームでは家庭用、業務用にこだわらないレギュラーコーヒー全般を開発。GLプロダクトチームでは簡易抽出などのレギュラーコーヒー加工品、飲料全般を、FTプロダクトチームでは抽出器具、食材などを担う。

また、柴田社長は創業当時を振り返り社名の由来について言及。外国人が往来し文明開化が著しい横浜を創業の地とし、キーコーヒーには「コーヒー文化を開く鍵」という意味を込めた。これまで数多の商品、コーヒー教室、直営店を通じプロフェッショナルな技術を誰でも、簡単に楽しめる方法を提案してきた。

近年では〝コト消費〟と言われるコーヒーの経験価値の提供が重視され、新たな取り組みを展開。マイボトル専用「まいにちカフェ コーヒーバッグ」は使い勝手の良さが支持され、昨年本社前にオープンした錠前屋珈琲は焙煎技術の提供の場として大きな反響を得ている。収穫後の生豆を氷温熟成で味わいを高める新加工技術「キー ポストハーベスト プロセッシング」もコーヒーの可能性を引き出した。

さらに地球温暖化など気候変動を背景にコーヒー豆の生産量減少、品質低下が危惧される中、安定した収穫、品質向上に向けた活動にも着手。持続的なコーヒー生産を目指す国際研究機関「ワールド・コーヒー・リサーチ」との協業、フラッグシップブランド「トアルコ トラジャ」の保護、育成強化に努めている。

100周年に向けてはコーヒーへの情熱といった「変わってはいけないこと」、消費者のニーズに的確に応えるなどの「変わっていくこと」の両立にこだわる。柴田社長は「我々の企業使命はコーヒーの持つ魅力を、生活者に提供し続けることだ」と語り、さらなる社業発展を約束した。

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