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世界旗艦店「無印良品 銀座」がオープン/良品計画

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日本初「MUJI HOTEL GINZA」も上層階に

世界旗艦店「無印良品 銀座」

無印良品を展開する良品計画(本社:東京都豊島区、松﨑曉社長)は、日本初の「MUJI HOTEL GINZA」および飲食業態「MUJI Diner」を併設した世界旗艦店「無印良品 銀座」(読売並木通りビル)を4月4日に開業する。

地下1階にはレストラン「MUJI Diner」をオープン。店内では、朝食(営業時間:7時30分~11時)を「1日のはじまりに、体を整える」をテーマに、作りたての豆乳がゆ、おにぎりとみそ汁、焼きたてのパンと目玉焼きなど、シンプルで体にやさしい朝食セット(500円)を用意。昼食(同:11~15時)は「美味しい定食」をテーマとし、毎朝小田原の漁港から届く鮮魚の日替わり定食(850円~)やサラダバーを提供。「みんなで囲む食卓」がテーマの夕食(同:17~22時)は、小田原漁港から直送された魚介類や、産地まで足を運んで選んだ肉や野菜などを使用した食事が楽しめる。

松﨑良品生活社長

1階には青果売場を導入。関東近県の農家を中心に、全国から仕入れた有機栽培や減農薬の青果類を常時30~50品揃えた。また、同フロアには無印良品の食品のほか、ベーカリーやジューススタンド、32種類のレシピから好みのお茶をその場でブレンドする「ブレンドティー工房」を展開。このほか、弁当・サラダ販売、日替わり弁当お届けサービスも実施する。2~5階は靴下や肌着、タオル、スリッパ、化粧水などの衣類・雑貨、日用品、書籍などを中心に構成した。

上層階に同時開業する「MUJI HOTEL GINZA」(運営:UDS)は中国の深圳、北京に続く3カ所目。6階にフロントとレストランを併設し、7~10階で9タイプ・79部屋の客室を提供。宿泊費は14~15㎡のセミダブルタイプで1万4900円~、最も広い52㎡のツインタイプで5万5900円(サービス料込み)。利用人数により追加料金が発生する。宿泊予約は公式ウェブサイトからのみ受付ける。室内備品の多くは無印良品の商品を使用しており、1~5階フロアで購入できる。

4月2日にはメディア内覧会を開催。良品計画の松﨑社長は「訪日観光客をはじめ、周辺のビジネスパーソンが日常生活で利用できる場所でありたい」と語り、入館客数は年間230万人を目指す考えを示した。

【無印良品 銀座概要】▽所在地:東京都中央区銀座3-3-5▽フロア構成:地下1階~地上6階(7層)▽レストラン「MUJI Diner」:118席

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