THE FOOD WEEKLY

TOPICS 生鮮

「安心品質」と「情報」が青果売場選びの決め手/カゴメ

投稿日:

鮮度・清潔感を重視する消費者が8割超

買いたくなる売場についてアンケート調査

カゴメは、青果売場の魅力向上を目的とした「野菜を買いたくなる売場をつくる!青果売場ディスプレイコンテスト2026」の審査にあわせ、野菜や食への関心が高い「&KAGOME」会員1,953人を対象に実施した調査結果を公表した。分析の結果、生活者が「買いたくなる青果売場」の条件として、鮮度や衛生面などの「安心品質」と、価格や産地などの「情報」の両立を重視していることが明らかになった。
調査では、青果売場に関する18項目を「安心品質」「情報」「見た目」「買い物効率」「動機訴求」の5カテゴリーに分類して分析した。

82%が重視する「安心品質」
最も重視されたのは「安心品質」で、「野菜の鮮度が伝わる」「衛生的・清潔感がある」「適切に管理されている」といった項目のいずれかを選択した人は82.3%に達した。特に「鮮度が伝わる」は53.1%で最多となり、華やかな演出よりも品質への信頼が青果売場の評価を左右する基本条件となっていることが示された。

鮮度・品質を重視する声が多かった

生活者の約3分の2が求める、納得できる「情報」
一方、価格や産地などの「情報」に関する項目を重視した人も67.0%に上った。「価格がすぐに分かる」は42.6%、「産地が分かる」は29.3%となり、多くの消費者が品質を感覚的に判断するだけでなく、必要な情報を得たうえで納得して購入したいと考えている実態が浮かび上がった。

「安心品質×情報」が購買意欲を最大化
カテゴリーの組み合わせを分析すると、「安心品質」と「情報」の両方を重視する層が53.0%で最も多かった。さらに、安心品質を重視する人の64.4%が情報も重視し、情報を重視する人の79.1%が安心品質も重視しており、両要素を同時に訴求することが購買意欲を高めるポイントであることが分かった。

年代により売場評価は異なる
年代別では、30代から70代までの各世代で「安心品質」と「情報」を重視する割合がおおむね56~61%と高く、50代では61.2%と最も高かった。一方、20代では43.1%にとどまり、「見た目」の要素を重視する割合が41.0%と他世代より高い結果となった。若年層では品質や情報に加え、彩りや陳列など視覚的な魅力も売場評価に影響していることがうかがえる。

安心品質と情報が需要要素

近年は野菜価格の高騰などを背景に、生鮮野菜への支出額が増える一方で購入数量は減少傾向にある。カゴメは今回の調査を通じて、生活者に選ばれる青果売場には「安心品質」と「情報」を軸としながら、見た目や買い物のしやすさも含めた総合力のある売場づくりが重要だとしている。

WEB限定記事

-TOPICS, 生鮮

Copyright© フードウイークリーWEB|週刊食品 , 2026 All Rights Reserved Powered by STINGER.