「コーヒーのテーマパーク」へ進化、体験型コンテンツを大幅拡充


上島社長

里見本部長㊧、栄館長
内覧会では、上島昌佐郎社長が登壇。同館を中心に、「UCCコーヒーアカデミー」と「UCCイノベーションセンター」が集積する「UCC神戸コーヒービレッジ」構想について説明し、「コーヒーの街・神戸にあるUCC神戸コーヒービレッジで、コーヒーのおいしさだけでなく、楽しさや素晴らしさ、新たな可能性を感じてもらいたい」と期待を寄せた。
館内では、コーヒーの起源や栽培、鑑定、焙煎、抽出、文化などをテーマにした従来展示を刷新。さらに新設した「コーヒーの科学と未来がわかる体験ラボ」では、UCCの研究開発の知見を活用し、コーヒーのサイエンスやサステナビリティを体験型展示で分かりやすく紹介する。
なかでも注目を集めるのが「コーヒータイプ診断」だ。「どちらの香りが好きか」「唐揚げにレモンをかけるか」といった質問に答えることで、自分のタイプに応じた〝コーヒーモンスター〟が導き出される仕組み。診断結果はコーヒー選びの参考になるほか、スタンプとして持ち帰ることもできる。
体験コンテンツも大幅に拡充した。新設された「Lounge by UCC COFFEE ACADEMY」では、コーヒーとフードのペアリングを軸としたプログラムを提供。ブレンドコーヒーの奥深さを体感する「イントロダクションコース」(2200円)や、自分好みのコーヒーを見つける「ディスカバリーコース」(3300円)を用意する。同館全体のリニューアルを担当したサステナビリティ経営推進本部の里見陵本部長は、「テーブルや壁など空間全体でもコーヒーを表現している。ペアリング体験と合わせて、空間そのものも楽しんでほしい」と話した。

注目を集める「コーヒータイプ診断」

Lounge by UCC COFFEE ACADEMYで、コーヒーとフードのペアリング
また、「Cube by UCC COFFEE ACADEMY」ではペーパードリップやブレンドづくり、3Dラテアート体験を実施。「Studio by UCC COFFEE ACADEMY」では焙煎体験も開催し、初心者から愛好家まで幅広く楽しめる内容となっている。

Cube by UCC COFFEE ACADEMY

ミュージアムショップは従来の約3倍に拡張
館内には1日4回開催の無料テイスティングコーナーも設置。月替わりのコーヒーを試飲しながら味わいの違いを学べるほか、ミュージアムショップも従来の約3倍に拡張した。博物館限定の「COFFEE MUSEUM BLEND」や、モロゾフとのコラボクッキー缶、UCCミルクコーヒーデザインの雑貨、コーヒーの苗木など、ここでしか手に入らない商品を豊富に取り揃える。栄秀文館長は「展示や体験を通じて、コーヒーの魅力を五感で味わってほしい」と来館を呼びかけた。
入館料は高校生以上880円、小・中学生440円。事前予約制で、7月1日正午から6月・9月分の予約受付を開始する。以降は2カ月先まで予約可能。ミュージアムショップのみの利用は予約不要で、コーヒーの新たな魅力に出会えるスポットとして注目を集めそうだ。
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