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市販用と業務用融合し新たな価値創造へ/キユーピー

投稿日:2026年1月28日

35周年ハーフを大幅刷新!タルタルは第3の柱に

右からマーケティング本部調味料戦略部業務用チームの矢野晶子氏、執行役員マーケティング本部長中島健氏、
同部調味料戦略部家庭用チーム中村友美氏、田丸省吾氏

キユーピーは1月27日、「市販用と業務用の融合による新たな価値創造への挑戦」をテーマに、新商品戦略発表会を本社で開催した。

2030年ビジョンに向けた中期経営計画(2025~28年度)では、国内事業の構造改革に着手。ポートフォリオの見直しを通じた高収益化が進んでいる。中島健執行役員マーケティング本部長は、市販用と業務用それぞれの知見を一体化した「内・中・外」での展開に、〝コト〟の価値を掛け合わせる独自戦略により、新たな食文化のスタンダード創出を目指す考えを示した。今春は、国内ナンバーワンシェアを誇るマヨネーズ、ドレッシング、タルタルソースで付加価値の最大化を図る。

発売35年目を迎えた「キユーピー ハーフ」は、市販用・業務用ともに大幅リニューアルを実施する。カロリー50%カットはそのままに、全卵使用タイプから、レギュラーの「キユーピー マヨネーズ」と同様の卵黄タイプへ変更。卵黄ならではのコクとうま味を高めた。切り替え時期は、市販用が2月19日、業務用が2月6日。市販用では新テレビCMも放映する。

市販用ドレッシング市場で23年連続売上ナンバーワンの「深煎りごまドレッシング」は、1000㎖(1050円)を2月19日から業界初となる紙パック容器を採用。プラスチック使用量を約75%削減する。併せて、業務用「焙煎胡麻ドレッシング」1800㎖(オープン価格)も、2月6日に紙パックで発売する。容器の高さを抑えることで冷蔵庫内の収納性が向上するほか、高い酸素バリア性によりおいしさの持続にも貢献する。

近年、右肩上がりで成長が続くタルタルソース市場では、2024年2月発売の「キユーピー 具だくさん レモンタルタル」が、発売3カ月半で100万本(初年度計画の約7割)を突破。累計販売本数は430万本(2025年12月現在)に達し、好調な推移が続く。

タルタルソースの市場規模は、市販用約40億円、業務用約80億円の計約120億円。1966年に国内で初めてタルタルソースの製造・販売を手掛けた同社は、約6割のシェアを持つトップメーカーだ。2028年に売上高100億円(現在約75億円)を目標に掲げ、マヨネーズ、ドレッシングに続く第3の柱へ育成を進める。今春は新たな需要創出を狙い、業務用「キユーピー 具沢山ソース レモンタルタル」(500g/冷蔵)を2月6日に発売。爽やかなレモンの風味と作り立てのような食感、作業性の良い粘度が特長だ。

このほかにも多彩な新商品を投入する。市販用では、独自素材の酢酸菌GK―1を配合した機能性表示食品「キユーピー 免疫ケア 酢酸菌GK―1 マヨネーズタイプ」(200g、405円)と「同 ドレッシングまろやかごま」(210㎖、368円)を2月19日に発売。1食分当たり、マヨネーズは15g、ドレッシングは20gで、90億個の酢酸菌を摂取できる。

販売好調な「キユーピー あえるパスタソース」には、「トマト&バジル完熟トマト仕立て」(65g×2、313円)を追加。「キユーピー 深煎りごまドレッシング」の春夏限定品「薬味ポン酢味」「旨辛ラー油」は再発売する。また、「やさしい献立 とろみファイン」シリーズでは、試しやすい10本入りを3月5日から投入し、既存3品のパッケージも刷新する。

業務用では、「具たっぷりソース」シリーズの第3弾「ねぎ塩」を2月6日に発売。「ほしえぬ オイルソース」シリーズには「レモン&ソルト」を追加し、「ガーリック&赤とうがらし」など既存品はリニューアルする。「スノーマン ごろっと果実」シリーズには「パインのソース」を新発売。「スノーマン Ca・Feたっぷりオムレツ」シリーズは全面刷新する。

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