「五季そうさまプロジェクト」が始動
味の素は長引く夏と食材の旬の変化に着目し、夏と秋の間の暑い時期を「まだなつ」と名付け、新たに「五季そうさまプロジェクト」を3月25日からスタートした。
近年、夏の長期化により季節が四季から五季に変わりつつあることを受けて、夏の終わり頃となる8月下旬~10月上旬を「まだなつ」と位置づける。この時期は料理意欲や食欲の低下、それに伴う栄養不足等から不調を感じる生活者が多く、まさに「まだなつ症」。
一方、夏の長期化は漁業や農業などにも影響し、流通現場では需給のズレも生じている。こうした生活者と流通現場における課題の解決に向け、和の風味調味料「ほんだし」を通じて、生活者が少しでも快適に楽しむための「まだなつレシピ」を提案する。

「慌てん坊のさつまいもスープ」と「夏越え秋鮭ガパオ」
「まだなつ」に旬を迎える秋の食材に着目し、「ほんだし」を使った5種類のレシピを、料理人の東山広樹氏が考案しWebサイト上で公開した。同日、都内でプロジェクト内容を発表した味の素コンシューマーフーズ事業部シーズニンググループの三科光彦氏は、「今後は40品程度のレシピを公開したい。味の素グループの商品にも広げて認知を広めたい」と展望。発表会に参加した一般社団法人漁業情報サービスセンター水産情報部部長の渡邉一功氏、スーパーアキダイ社長の秋葉弘道氏、料理人の東山広樹氏とともにプロジェクトの認知拡大に期待を寄せた。

右から秋葉氏、三科氏、渡邉氏、東山氏
WEB先行記事