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TOPICS 生鮮

使いきれない野菜1位はキャベツ/カゴメ

投稿日:2023年10月2日

野菜の定点調査2023

カゴメは今年7月、全国15~69歳の男女4680人を対象にした「カゴメ野菜調査隊」による食品ロスへの意識調査〝野菜定点調査2023〟の結果を9月29日に発表した。

直近1年間で「食品ロス削減」について意識したことがあると回答した人が78.4%に達した。そのなかで野菜嫌いな人は13.7%なのに対し、野菜好きな人は37.6%と、2.7倍も食品ロスに意識が高い結果に。また意識がある人は、ない人に比べて野菜の摂取量が約26g多いことも分かった。

最も廃棄されやすい食品は生鮮野菜が33.6%で、使いきれない野菜1位はキャベツ、2位は白菜、3位が大根。保存に失敗する野菜は、1位がもやし、2位がキャベツ、3位がレタスと、調理・保存で〝キャベツ〟が、破棄されやすい野菜と認識された。

食品ロスを意識している人は料理頻度も高く、料理頻度の低い人より約8%意識が高く、野菜を食べる分だけ購入する、調理で無駄なく使う、長期的に鮮度を保てるような保存方法を工夫するなど、自主的な解決策を講じていることも分かった。

同社では、これら調査を踏まえて野菜の「買い方」「調理」「保存方法」に加えてレシピなどを紹介し、食品ロス削減に貢献していく。

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