万全のコロナ対策で業務用展示会を開催
UCCコーヒープロフェッショナルは4月6~7日、今年で16回目を迎える業務用展示商談会「UCC Smile Festa 2021」を東京流通センターで開催。「新たな日常、これからの『飲』『食』シーン」をテーマに、約千社を招き新しい生活様式における各種コーヒー、食品メーカー約90社によるフードメニューを提案した。
メインのコーヒーブースでは、従来のコーヒー、フード、マシンといった個別展示から、シーン、ソリューション別の展示を採用。例えば衛生面を配慮した新しいビュッフェスタイルでは、フードは一つずつふた付きの小型容器に入り、コーヒーは省人化を図れるマシンを紹介。また需要が高まっているテークアウトに向け専門店を再現したり、健康志向に向けたコーヒーによるポリフェノール習慣、伸長著しいEC市場の取り組みも展示した。
川久保則志社長は初日の会見で、UCCグループが総力を挙げて外食店をサポートする姿勢を見せたいとし、「苦境にあえぐ外食産業の再成長の一助になりたい」と力を込めた。展示会は4月中に大阪会場(インテックス大阪)、名古屋会場(ポートメッセ名古屋)での開催を予定。3月からは初めてオンラインでも行っており、すでに1300ユーザーが閲覧し手応えを感じる。
今後の展示会の参考にしてほしいと、競合の食品卸も招待。コロナ対策を共有し、食品業界全体の活性化を狙う。川久保社長は食品卸の将来像にも言及。経営環境が変化し、さらなる効率化を求め共同配送など企業間連携を検討する時期にあるのではないかと問うた。
「UCCコーヒープロフェッショナル」サイト
https://www.ucccoffeeprofessional.co.jp/
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