自社レストランで採用してきた品質に自信
ピエトロはイタリアのプレミアムパスタブランド「アネージ(AGNESI)」の販売代理店契約をコルッシ社(本社:イタリアミラノ、代表者アンジェロ・コルッシ)と10月1日に締結、国内のパスタ市場に本格参入する。
「アネージ」ブランドは家庭用2品、業務用10品を取り扱い、10月1日から販売を開始。家庭用は「ピエトロAGNESI スパゲティ1・7㎜」「同 スパゲティーニ1・5㎜」(各500g、350円)。いずれもイタリア産デュラム小麦のセモリナ粉を100%使用。鋳型テフロンダイスの特長であるなめらかで弾むような喉ごし、茹で上がった後も長く続くアルデンテが楽しめる。業務用は日清商事を販売窓口とし、全国の業務用卸売店に販売する。ピエトロはアネージブランドを加えた2019年度パスタ関連事業で売上高10億円を目指す。
店頭では高質スーパーや百貨店を中心に、ピエトロが展開する「洋麺屋ピエトロ」「おうちパスタ」シリーズと連動した売り場づくりを提案。家庭用パスタ市場でのブランド認知拡大と育成を進める。また、自社レストラン全27店舗で「ピエトロ×アネージデー」を10月から毎週土、日、祝日に実施。「ベーコンとほうれん草」のパスタを注文した人に、アネージの100gサンプルをプレゼント。期間は12月末まで。このほか、レストラン発祥の地である福岡でアネージロゴを配したバスラッピング広告を展開。来年9月末まで福岡市内を運行する。
発売に先駆け、9月25日に都内で開いたプレス発表会には、高橋泰行社長とアネージアジアパシフィックのデ カロリス フランチェスコ代表が出席。高橋社長は販売代理店契約を結んだ経緯について、「長年、自社レストランでアネージを使用しており、両社にはおいしさを大切にする姿勢と素材・製法へのこだわりが共通点としてある」と説明。親和性の高い2つのブランドが手を取り合い、「日本のパスタ市場に新たなプレミアムパスタを提案していきたい」と意気込みを語った。
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