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神戸で秋の総合展示会を開催/加藤産業

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賢く楽しく快適な暮らし提案

コロナ前の状態に近い形で開催

加藤産業は9月13~15日の3日間、神戸国際展示場で2023秋季加藤産業グループ総合食品展示会を開催。416社(常温・菓子216、低温100、酒類100)が出展、主要得意先約4500人の来場が見込まれる。

「流通を最適ソリューション」を掲げ〝かしこく&楽しく生活快適ポートフォリオ〟を提案。生活者の食品購入動機を素材・品質、時間、効果・効能、経験、値ごろに分類し、これらをかけ合わせた三つの売場作りを推奨。「経験・体験×値ごろ」ではオノマトペをキーワードに、秋冬行事に合わせた楽しい料理体験を提案。「時間×効果・効能」ではワンディッシュメニューで、より快適な生活を提唱。「素材・品質×効果・効能」ではアレルギー対策など改善商品から、筋力サポートなど強化・向上商品まで幅広い健康生活を追求。

会場入り口にはパネルを設置し、海外での事業展開や今秋稼働を予定する「グリーンウッドファクトリー」などを紹介。「Kanpy」コーナーではアレンジレシピ動画「カンピーキッチン」のメニューや秋冬の新商品、売れ筋商品を紹介。また業務用提案として市販対応可能な商品や包材を紹介し、オリジナル商品の開発サポートを訴求。なお、ブランドキャラクター「カンピーちゃん」の誕生65周年を記念してリニューアル、会場入り口で紹介。

「KATO販促ストリート」では、カンピーと日清シスコ、武庫川女子大学の産学連携によるオートミールご飯を提案。メーカー協働企画では大手NB8社とのコラボ提案を実施。このほかレタスクラブ連動企画や生成AI×実務効率化提案、機能性表示食品を集めたケア食品を紹介。また、10月2日からの加藤菓子ホールディングス発足に先駆け、菓子メーカー約30社を集め、菓子商品コーナーを今回初導入。「地域元気&こだわりメーカー」コーナーでは全国の地域密着企業39社が集合。「新製品&こだわり商品」コーナーでは秋冬新製品とこだわり商品を一堂に集めた。

低温コーナーでは生鮮・デリカからNB商品まで幅広く展開。ケイ低温フーズは外出増加により道の駅利用者が増加していることから地域性あふれる道の駅商品をコーナー化。酒類はヤタニ酒販、三陽物産がビール減税を見据え、輸入品やオーガニック品などを含むビール提案を強化。また世界ナンバーワンのフランスワイン・JP.シェネの基幹品を訴求。さらにKatoTVの動画や物流センターでの取組みも紹介。

今展示会では加藤産業スタッフはマスクを着用、来場者については各自の判断に委ねている。試食コーナーのブース設置も廃止。今回の目標のひとつであるコロナ前の様式に戻すことを実現している。

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