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不適切動画再発防止へ社内でブランドへの共感強める/大戸屋HD

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4月23日新メニューと同時に値上げも発表

大戸屋 窪田社長

大戸屋ホールディングスは4月18日、都内で事業戦略発表会を開催。不適切動画問題を改めて謝罪するとともに、価格改定を含めた新メニュー、今後の事業展開について窪田健一社長が説明を行った。

冒頭、窪田社長は改めて元従業員による不適切動画問題を詫び再発防止に向けた取り組みを説明した。3月12日に全店で一斉休業し従業員の勉強会と店舗清掃を実施。4月以降も月に1度、自身を含めた本部スタッフが店舗を訪問し清掃活動と朝礼の参加を継続していることを説明。本部と店舗従業員が一体となり品質や接客マナー、衛生環境面での向上と強化、大戸屋ブランドへの共感を強める取り組みを行う。

また新ビジョン「もうひとつの食卓」とアイコンマークを発表。4月23日から新グランドメニュー9種類を発売すると同時に13種類を中止。定食メニューのうち、11品目で約1~7%の値上げ(1品目は1.2%値下げ)を実施する。

さらに今後はテイクアウト(弁当)の強化、ウーバーイーツ、ファインダインに加え楽天デリバリーによるデリバリー事業の強化を打ち出す。現在、ウーバーでは96店舗、ファインダインでは49店舗の合計102店舗(重複対応あり)でデリバリーに対応。楽天は首都圏の数店舗からスタートする。デリバリーの直近売上高は前年比120%で推移し、今後も拡大が期待できるという。

そして6月11日には「もうひとつの食卓」のコンセプトショップとなる町田東口店をリニューアルオープンする。

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