カレー研究家の丸山氏がトレンド予測
エスビー食品のメンバー制クラブ「スパイス&ハーブクラブ」は、カレーの日(1月22日)を前にした16日に、カレー研究家のスパイシー丸山氏(以下:丸山氏)を招きYouTubeでライブイベントを開催した。
2008年ごろからカレー研究家としての活動を始めた丸山氏は、自身が高校生時代に家で食べるカレーが「ゴールデンカレーに定着した」と語る。年間500~600食のカレーを食べるという同氏だが、「週21回食事の機会があるが、カレーは10回くらい。ぼくはまだまだ食べるチャンスがある」とカレーへの貪欲さが止まらない。
そんなカレー愛あふれる同氏が、21年注目のカレーを「お家でスパイスカレー」と力を込めた。コロナ禍で外食がしづらくなっている昨今、専門店で食べるような本格的なカレーを、スパイスを使って家で作る人が増えており、今年はさらなる加速が予想される。
ライブイベントでは、クミン(パウダー)、ターメリック(同)、ガラムマサラの3種のスパイスを使って作る「簡単バターチキンカレー」。クミンシード、赤唐辛子(ホール)、ターメリック(パウダー)、赤缶カレー粉を使って作る「きな粉と大豆の豆カレー」。さらにチリペッパーで簡単にできるインド風漬物「玉ねぎのアチャール」の3つのレシピを軽快なトークとともに、あっという間に調理し〝スパイシー〟の決め台詞。
丸山氏は家庭にそろえておきたいスパイスについて、ガラムマサラ、クミン、ターメリック、シナモン、コリアンダーの5つを挙げ、「特に爽やかな香りのコリアンダーが注目」とアドバイス。また「カルダモン」もレトルトカレーやルウで作ったカレーを食べる前にちょっぴり加えれば、ワンランク上のおいしさが楽しめるそうだ。
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