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バレンタインには〝義理カン〟を/明治屋

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日本百貨店にほんばし總本店に特設売り場

今年は義理カンを贈ろう

明治屋はバレンタインシーズンを迎え、「おいしい缶詰」による「義理カン」提案を強化する。日本百貨店にほんばし總本店(東京都中央区)に缶詰メーカー6社とコラボレーションした特設売り場を2月1~14日まで展開し、義理カンのムーブメントを巻き起こす。

バレンタインと言えばチョコレートが王道。義理チョコもすっかり定着したが、同社では2015年から甘いものが苦手、お酒好きな男性へのプチギフトとして義理カンを提案する。「缶謝」「缶違いしないでね」とシャレの効いたメッセージカードも添えられ、お返しのプレッシャーもなくこの時期好評を博している。

6年目の今年は、さらに義理カンを広めようと缶詰メーカー6社(マルハニチロ、ホテイフーズコーポレーション、極洋、木の屋石巻水産、高木商店、トーヨーフーズ)と共同で販促。売り場では各社の主力商品から、思わず目をとめるユニークな商品まで幅広く取り揃える。メッセージカードも刷新したほか、手ぬぐい専門店「にじゆら」の手ぬぐいによるギフト用ラッピングも実施。缶詰を使ったハート型オブジェをショーウインドーに設置し、SNSによる情報拡散も意識する。

明治屋の担当者はコラボ企画の狙いについて「義理カンも6年目を迎え、認知拡大へインパクトある取り組みがしたかった」と明かす。初日は缶詰博士の黒川勇人氏も店頭に立ち上々の売れ行きを見せた。今年は東京オリンピック・パラリンピックも開催される。「コラボ企画をきっかけに、日本の缶詰の素晴らしさを世界に発信したい」と意気込みを語る。

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