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クリスマスは二つ星シェフ・渡辺雄一郎氏監修「サーモン」メニューを展開/イオンリテール

投稿日:2019年11月28日

チョコレートプラネットが〝サーモン兄弟〟でPR

クリスマス商戦をアピール

イオンリテールは、今年のクリスマス商戦は近年好調な販売が続く「トップバリュ グリーンアイナチュラル ノルウェー産 生アトランティックサーモン」を重点的に展開。ミシュラン二つ星シェフ・渡辺雄一郎氏監修レシピをテレビCMやSNS、店頭を通じて訴求する。

今年のクリスマス商戦は12月23日が31年ぶりの平日。24、25日も同様。同社は今年のクリスマスパーティーをいつ実施するかを消費者調査したところ、週末の21、22日で35%。最多は24日で46.3%。25日を含めると60%超。事前準備は簡便志向が強いようだ。

またメニューの予約購入率(2010年26.3%→18年31.3%)が年々高まりを見せており、背景には共働き世帯(18年1188万世帯)の増加があると営業企画本部の松本裕氏は指摘。さらに今年は増税後の影響が懸念され、クリスマスにかける予算について調査したところ、食事・ギフト・装飾ともに10%以上の人が節約志向を示している。

クリスマス商戦を展望する営業企画本部の松本裕氏

生アトランティックサーモンの魅力を語る水産商品部長の松本金蔵氏

そこで平日のクリスマスとなる今年は、ピザや寿司など予約メニューのラインアップ充実と、渡辺シェフが監修するサーモンを使った時短で簡単にできるメニューを提案する。レシピは4種類。「厚切りサーモンのカレーマリネ」「スモークサーモンのクリームチーズファルシ」「サーモンポワレと温製サラダ」「霜降りサーモンのチーズフォンデュ」。

その食材となる生アトランティックサーモン(国際認証ASC取得)は5㎏以上の大きめサイズと色目(カラーチャート27倍以上)にこだわり、フレッシュのまま空輸。脂のりの良さが特徴だ。さらに「トップバリュ アトランティックサーモンスモーク」はチリ産→ノルウェー産(ポーランド加工)に変更した。

サーモンは世界で8種類ある中で、日本では7種類が水揚げされる。商品企画本部水産商品部長の松本金蔵氏は「生アトランティックサーモンは日本では獲れない」と希少性とともに品質に自信を見せた。サーモンの12月売上はこの5年で約1.5倍に拡大。特にボジョレーからクリスマスにかけての需要が伸びており、今年は寿司に注力するほか、相性の良いチーズとも訴求していき、前年比150%の計画に取り組む。

11月27日には都内でクリスマスメニュー発表会が開かれ、渡辺シェフが調理実演するとともに、「イオンのサーモン兄弟」に扮したお笑い芸人・チョコレートプラネットが登場し、おなじみのネタとともにサーモンのおいしさをアピール。さらにインスタグラマーを対象とした料理教室も行われた。

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