ゲストに、腸活にも積極的な元テレ東アナウンサー森香澄さん
「胃腸(ガット)からのWell-being」を普及する学術団体、昨年6月に発足した一般社団法人日本ガットフレイル会議(理事長:内藤裕二)は、新たに認証マーク制度を開始することを受け12月2日に都内で記者発表会を開催。アンバサダーを務める森香澄さんも登場し、内藤理事長とガットフレイルについて対談した。
「ガットフレイル」とは胃腸の働きの虚弱化を意味する新しい概念で、日本ガットフレイル会議の理念に親和的な商品やサービスに付与する認証マーク制度をスタートする。
また日本ガットフレイル会議では、働き世代3千人規模の腸内細菌層を調べるアンケート調査を11月5日から実施しており、内藤理事長は「来年早々にもデータを公表できる」とし、世界的にも低いとされる労働生産性との関係性を示せる可能性が出てきた。内藤理事長は、慢性腎臓病の増悪因子がガットにあることや、最近では糖尿病や肥満の治療薬は消化管ホルモンといった例を示し、ガットの重要性を指摘。一般の人でもお腹の調子が悪い人や便秘気味の人との認知症、パーキンソン病との関係性についても研究が進んでいる。
他にも年3回程度行う研究会では、来年2月18日に第5回研究会を愛知県半田市のミツカン本社での開催を予定する。食酢に含まれるグルコン酸は腸内細菌のエサとなり、善玉菌を増加させることでも知られている。
発表会にはサントリーグローバルイノベーションセンターや日本ケロッグ、フジッコ、Mizkan、森永乳業、さらには元サッカー日本代表の鈴木啓太氏が手掛けるaub社など参画企業11社も参加し、各社がそれぞれの狙いをアピール。内藤理事長はアスリート視点で取り組みaub社鈴木氏に高い関心を寄せていた。さらに元テレビ東京アナウンサーの森香澄さんがゲストとして登場し、自身の腸活習慣を内藤理事長からアドバイスをもらい、逆に森さんが続ける朝一の「白湯」について内藤理事長が興味を示す場面もあった。
日本ガットフレイル会議
https://jgfc.jp/
WEB先行記事