江戸時代から続く「酢酸菌にごり酢」は免疫・腸活に効果的!
免疫・腸活パワーで注目の「酢酸菌」。酢酸と聞くと様々な健康機能を有する食酢を想起させるが、実は酢酸菌が含まれていない。酢酸菌の健康価値や日常生活での取り入れ方を発信する「酢酸菌ライフ」は、江戸時代の食酢には酢酸菌が残されていたことに着目。当時の酢酸菌にごり酢の魅力を発信するため、11月25日を「いいにごり酢の日」に制定し、11月19日に都内で制定記念セミナーを開催した。
通常の食酢製造工程で酢酸発酵後に酢酸菌のろ過工程を経るが、伝統製法から生まれる「酢酸菌にごり酢」のにごりは酢酸菌そのものだ。
酢酸菌ライフに参画するキユーピーの免疫・認知プロジェクト次長奥山洋平氏と、福岡県大川市で300年以上にわたって醸造業を営む庄分酢の常務取締役高橋清太朗氏は、酢酸菌にごり酢の研究・開発で協業してきた経緯を説明し、未来の食文化を目指し記念日制定に至った思いを語った。
また、江戸料理文化研究家で時代小説家の車浮代氏が、江戸の食文化革命における酢の重要性を解説。酢酸菌にごり酢が当時の書物でも残されている通り、庶民に普及した鮓(寿司)に代表される江戸グルメは、現代の食文化の基礎となっているという。
さらに酢酸菌ライフメンバー、イシハラクリニック副院長の石原新菜氏が酢酸菌の最新研究を報告。数ある発酵食品の中でも、酢酸菌にごり酢は乳酸菌や納豆菌など他の発酵菌では作用しない免疫スイッチも押すことができると話し、免疫細胞の活性化や乳酸菌や納豆菌との相乗効果、さらには腸活への好影響が期待できると説明した。
酢酸菌ライフ
https://sakusankin-life.jp/
キユーピー
https://www.kewpie.co.jp/
庄分酢
https://shoubun.jp/
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