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卵レシピで産学連携/昭和産業G

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東京家政大で最終講評会

最優秀賞の喜びを語る飯嶌風花さん

昭和産業グループの昭和鶏卵(埼玉県入間郡、鈴木久之社長)と、東京家政大学連携による「第11回たまごのある暮らしレシピ開発プログラム」の最終講評会が9月9日に同大学板橋キャンパスで開催された。学生考案の卵レシピは、同社鶏卵製品のパッケージに採用される。

両者の取り組みは2013年から始まり、同大学で栄養学を学ぶ学生が卵レシピの考案・ブラッシュアップによる実践教育の場となっている。今年は5月からスタートした教育プログラムでは、41人から54レシピの応募が集まり、書類選考を経た8人(8レシピ)を対象に、昭和産業グループ社員と大学教職員との試食レシピ検討会、千葉県船橋市の昭和産業船橋工場、ならびにRD&Eセンター見学会等を実施。今回の最終レシピ講評会では、学生によるプレゼンテーションと審査委員長・峯木眞知子特命教授ら6人の審査員による試食・講評が行われた。

作りやすさ、新規性、見た目や創意工夫の評価項目を元に審査が行われ、最優秀賞には栄養学部の飯嶌風花さんが考えた「サクじゅわ!だし巻きたまごパイ~ふんわりだしとさっぱり紅生姜~」が選ばれた。2年連続で最終候補者入りした彼女のプレゼンテーションからは、並々ならぬ意欲が伝わってきた。

完成した8レシピは来年初夏頃の昭和鶏卵製品パッケージに順次掲載され、東京都下を中心に店頭化される。また、同教育プログラムでは来年2月中旬開催予定のスーパーマーケットトレードショー(幕張メッセ)への参加見学会も予定されている。

最優秀賞レシピ

8レシピは昭和鶏卵の製品パッケージに

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