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近年急増 ボディメンテの一環で大谷・鈴木選手を栄養指導

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役立つ存在の管理栄養士 活躍の場が広がる

管理栄養士の活動機会が急速に拡大している。特にスポーツ界での栄養管理は体調や健康管理とほぼ同義。多くのアスリートがボディーメンテナンスの一環として、食事と栄養の調整・管理を日々行っているという。

明治所属の管理栄養士・大前恵さんは、12月8日に開催された公益社団法人日本栄養士会主催のイベントで、管理栄養士の役割や栄養管理の大切さを発信するため、活動の場として近年増加傾向にあるアスリートの管理事例を紹介した。

大前氏

大前さんは大リーグのロサンゼルスエンゼルス・大谷翔平選手や、広島東洋カープからポスティングシステムで大リーグ入りを目指す鈴木誠也選手と個人契約している。大谷選手とは日本ハム時代の2013年に出会って以来、栄養面をサポートし続けている。

大谷選手は、トレーニング内容に合わせて食事のタイミングや内容・量をテストし、最善を見つけることを自ら申し出て「30歳くらいまでは体の進化を求め、技術はその後に追い求める」と語ったという。腸内環境と腸内細菌との関係性については特に造詣が深く、幅広い視野での情報収集や独自勉強もいまだに欠かさない。また、もともと食が細く「食べることがあまり好きではない」という大谷選手。試合後の食事を90分かけて食べることもあり、不足しがちな栄養素をサプリメントで摂取することを希望したが、検討した結果却下したという。

一方、鈴木選手は、大谷選手と親しい関係であることから16年からサポート。プロ野球選手として〝世界に名をとどろかせる〟ことが目標で、筋肉量を増やす肉体改造に成功。ようやく理想体重と食事・トレーニング量との最善バランスが見つかり「これから結果を出す」と意気込んでいるらしい。

スポーツ界での栄養管理は今後必須事項となりそうだが、大前さんは「全ての人の意識改革と目標達成に、管理栄養士は役立つ存在である」と語った。

2021年12月20日付

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