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3年連続で最高業績/国分グループ本社

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全カンパニーで増収増益

國分勘兵衛会長

國分晃社長

国分グループ本社は2月29日に本社で会見し、2023年度決算ならびに24年度経営方針を発表した。売上高は2兆円の大台を突破し、経常利益も200億円台となる3期連続で最高収益を更新した。

5カ年の第11次長期経営計画の3年目は、3年連続の最高業績で着地した。外食・フードサービスの回復と価格改定が寄与し、売上高は2兆684億1700万円(前年比107.0%)、営業利益202億1700万円(133.1%)、経常利益242億300万円(133.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益158億7400万円(149.7%)。経常利益率は1.17%(前年0.93%)。

第11次長計では、食のマーケティングカンパニーを進化させ、食品流通における「共創圏」の構築を目指す。國分勘兵衛会長は、共創圏パートナーとの活動実績は累計188件(56件増)となり、「着実に広がりを見せている」とコメント。またナレッジレポートや社内SNSで社内の「暗黙知」を「形式知」として共有し、それを「実践知」として現場展開する「食の価値創造の実践と循環」を進め、取引先の顧客満足度において目標(第1位)を達成できたことを高く評価。また「従業員の仕事における幸福度の向上」の取り組みも深化させ、一人ひとりが食のサプライチェーンを支えているという意識と誇りを持ち、仕事に臨める環境が整う充実感も付け加えた。

売上高の内訳は、食品が1兆3525億9600万円(108.0%)、酒類6241億2100万円(104.0%)、その他916億9900万円(113.8%)。また部門別では、加工食品が8671億1400万円(107.4%)、冷凍・チルド4319億6700万円(109.0%)、菓子535億1300万円(1095%)。酒類の内訳は、ビールが1821億2200万円(107.3%)、ビアテイスト1117億9200万円(94.4)、その他酒類が3302億600万円(105.9%)。

業態別では百貨店を除くすべての業態で伸長した。主なところでは、SM7433億4600万円(104.6%)、CVS1896億2600万円(110.5%)、GMS1743億3700万円(103.6%)、ドラッグストア1605億2100万円(106.4%)。また、エリア・カテゴリーカンパニー別業績についても、全社で増収増益を達成している=別表。

2024年度は、「顧客満足度1位を超えて、さらに超える」を冠方針とし、引き続き6つの基本方針に取り組む。國分晃社長は、顧客満足度1位の選択率を川上で60%以上、川下で50%以上をKPIとして掲げ、「さらに何を提供してゆくかが問われる」と力を込めた。また、今年度の経常利益目標を252億円とした國分会長は、将来的な営業利益率1%(23年度0.98%)にも意欲を見せた。

なお基本方針は次の6点。①食の価値創造の実践と循環②共創圏パートナーとの価値創造活動の加速、コト売りによる役務収益の増額③新シンプル業務KPIを基準としたバランスの取れた経営改善④ウイズコロナの働き方の確立(新目標管理の正しい運用、仕事における幸福度、グループ人事制度の進化)⑤地域共創ビジネスモデルの確立⑥値上げへの対応。

2024年3月11日付

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