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高付加価値提案 プレミアム戦略を加速/UCC

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RC市場底上げに期待大

UCC上島珈琲が、プレミアム戦略を加速させる。昨今の内食化も後押しとなり、近年堅調な推移を見せる家庭用レギュラーコーヒー(RC)市場。けん引するのが、高付加価値を提案するプレミアム製品だ。昨年から展開する「上島珈琲店」シリーズが順調な中、9月1日から新たに「GOLD SPECIAL PREMIUM(ゴールドスペシャル プレミアム)」シリーズ(オープン価格)を発売する。

コロナ禍に伴い生活者の価値観も変化。サステナブルな製品選択、趣味や嗜好に対するプチ贅沢、付加価値の重要性、嗜好品に対する健康ニーズが高まっている。家庭用RCにおいても、こうした価値観が如実に表れショップブランドを冠したプレミアム製品や、こだわり層から支持される豆製品が伸長を続けている。

伊藤部長

マーケティング本部嗜好品マーケティング部の伊藤佳世部長は、プレミアム製品の人気の背景を「コンビニコーヒーなどでRCが身近になったことに加え、プチ贅沢など食習慣の変化によりコーヒーリテラシーが上がった」と分析。こうした傾向は今後も継続すると見込んでおり、RC市場の底上げのためにもプレミアム製品の強化が不可欠と考える。

「ゴールドスペシャルプレミアム」は、長年培ってきた技術を駆使した主力ブランド「ゴールドスペシャル」のプレミアムタイプ。コーヒー豆ごとに焙煎してからブレンドする単品焙煎を採用し、コク・苦み・酸味だけでは語り切れない特別な味わいを打ち出す。アラビカ種100%、配合量の50%以上でサステナブルに調達した豆を使用し環境にも配慮する。

ラインアップは、スイートブーケのような華やかさの「フローラルダンス」、完熟ベリーのような余韻のある甘さの「フルーティウェーブ」、炒り立てナッツのような香ばしさがある「ナッツビート」、焦がしカカオやカラメルを感じさせるほろ苦さがある「チョコレートムード」の4品。コーヒーに感じられる味わいと、ウェーブなどリズムを感じるネーミングで飲んだ時の心躍る感覚やワクワク感を表現する。

形態は粉(150g)、一杯抽出型のワンドリップ(10g×5P)と、「フルーティ~」「ナッツ~」は炒り豆(各150g)も展開する。パッケージデザインもマットブラックを基調に、各種味わいを表現したカラーがあしらわれ店頭視認性も高い。シリーズ計の初年度販売目標30万ケース。「UCC独自のブレンド、焙煎技術を用い、新しい切り口でプレミアム市場を創造する」(伊藤部長)

併せて、インスタントコーヒーの主力「THE BLEND 114・117」の味覚とパッケージもリニューアル。開発当時から受け継がれる、コーヒー鑑定士による500種類のブレンドから選び抜かれた味わいが進化した。

苦味、酸味のバランスの良さはそのままに、「114」は甘い香りとやわらかな味わい、カフェオレにも合う「117」は深いコクと豊かな味わいが向上。パッケージもコンセプトをより分かりやすく伝えるために英語表記から日本語表記に変更し、味覚チャートも正面に配置した。いずれも、瓶90g、袋180g、スティック10P、カップコーヒー4P(全てオープン価格)をそろえる。

2022年8月29日付

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