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デリバリーに本腰 さらなる成長性を求める/ローソン

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品ぞろえ拡大へ グループ力で差別化戦略

フィンランド「Wolt」導入で新サービスも

外出自粛などの影響で生活様式が一変する中、一躍脚光を浴びたフードデリバリーサービス。2020年の市場規模は、前年比49.8%増の6264億円(調査会社調べ)。プラットフォーマー型のデリバリーサービス事業者の新規参入が相次ぎ一気にマーケットが活気に満ちた。今年の市場も1月63%増、2月72%増と活況で、さらなる成長余地が浮き彫りとなった。

コロナ前の19年8月から、都内4店舗100品目で試験的にUber Eatsのサービスを開始したのがローソン。ラストワンマイルにおいても親和性の高い業態連携で、さらなる成長性を求める。同社では内食需要増加を背景にUber以外にも「foodpanda」を導入するなど着実に店舗網を広げ、28都道府県1562店舗(4月22日時点)までに拡大した。売り上げ規模も、当初13店舗からスタートした時点と比べて60倍にまで急成長を遂げた。2月からは医薬品の取り扱いも都内3店舗でスタートしている。

●ナチュラルローソンにフィンランドの「ウォルト」

同社は、さらにグループ力を生かして取扱商品の幅を広げる。4月28日から都内のナチュラルローソン13店舗で、フィンランドのデリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」の導入を開始。女性に人気のおにぎり、サンドイッチ、デザートのほか、食品以外でもオーガニックボディソープや香料・着色料無添加の洗剤など生活用品もラインアップして他社との差別化を図る。

一方、生鮮の取り扱いについても、20年12月から都内数店舗で試験的にUber Eatsをローソンストア100に導入している。4月27日のリモート説明会で新規サービス推進部長の吉田泰治氏は、肉や野菜などの生鮮も順調だと強い手ごたえを示した。ストア100では、5月10日までに関東・中部・近畿の43店舗で本格展開を開始。8月末までには100店舗に拡大させる。

今後のデリバリーサービスの導入店舗は、5・6月に北海道(旭川、函館市)、7・8月に岐阜・三重・佐賀・長崎県などに広げ、7月末までに2000店舗を計画。さらに今期末には3000店舗体制を築く。

2021年5月10日付

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