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東名阪でプレゼンテーション2020/ミツカンG

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春夏鍋やキャンプ鍋など鍋需要拡大へ

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ミツカングループは、年度政策および春夏施策を披露するプレゼンテーション2020を名古屋・大阪・東京の3会場で開催し、多くの得意先幹部が詰め掛けた。

3月から中期経営計画の2年目がスタート。初年度の日本アジア事業は食酢飲料、鍋つゆ、納豆が大きく伸長した。一方、既存品や新製品への「クリーンラベル」化を開始。ラベルに生活者が摂りたくないモノは使わない、減らしたいモノを極力使わず誰もが分かる原材料を表記する。その実現のために強みである発酵技術、素材のおいしさを引き出す加工技術に磨きをかけ徐々に商品化が進んでいる。

北米事業の「RAGU」パスタソースに加え、イギリスでは新ブランド「OSU酢」を発売。日本でも「八方だし」シリーズや「あごだし」関連製品、素材本来のおいしさにこだわる商品の発売を進めてきた。

2020年度は食調理ニーズクラスターによる提案に加え、いかに生活者に幸せな体験を提供できるかに向き合って提案を進めていく。

ビネガードリンクでは暮らしになじむ(オケージョン別)提案を通じて生活者のココロとカラダの健康をサポート。風呂上りや朝食に、こってりした料理との相性などを訴求する。

また、愛知県エリアで昨年開始した「KI酢NA」プロジェクトは、孫から祖父母へビネガー(酢)ドリンクを手作りして贈る取り組みとして好評。全国への展開にも期待がかかる。

鍋つゆでは〝春夏鍋〟を提案する。昨春東北エリアで実施した、CMを含めたテストマーケティングが好評だった。今春は東日本にエリアを拡大し、高橋一生をテレビCMに起用して、旬の春キャベツを使ったメニューを訴求する。さらにアウトドアとインドアでそれぞれキャンプ鍋を提案。鍋メニューの新たな価値を創出する。

「カンタン酢」のメニュー提案では、家庭用では鶏のさっぱり煮、業務用ではチキンカツの野菜甘酢あん、油淋鶏などを展開。さらに52レシピを掲載したスタイルブックを来場客にプレゼントした。

「味ぽん」は発売56年目の挑戦として各種施策を展開。メニューレシピをカラーデザインで印刷した段ボールを4月中旬から店頭展開するほか、こってりとしたメニューをさっぱりと楽しむ提案を春夏に実施。「鶏のさっぱり煮」や、焼き餃子のつけだれとしての活用をテレビCMでも訴求する。焼き餃子は味の素冷凍食品との共同販促も予定。また中食、外食業態に向けた提案も強化する。

納豆では毎月16日を「とろっ豆の日」と定め、レシート応募キャンペーンやLINEのプレゼント企画も実施する。

この他、家庭用では春の新商品の試食を交えて紹介。業務用では「まろやか惣菜酢」を料理の隠し味に使う提案なども行う。

なお、同プレゼンテーションは1月24日にホテルナゴヤキャッスル(名古屋会場/約420人)、29日にリーガロイヤルホテル(大阪会場/約500人)、2月14日に帝国ホテル(東京会場/約1430人)で開催された。

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